男の先生に対するネガティブな感情を考察してみた
『大人は嘘つきだ!』を書いていたとき、〈大人の男性〉からの連想なのか、小中学校に通っていたころの男の先生たち思い出しました。
イライラオーラ全開の先生
私が毛嫌いしていた先生の1人は、小学6年生のクラスの隣の先生。
阪神タイガースの大ファンだと公言する先生は、勝った翌日は明らかに機嫌が良くて、負けた翌日はものすごく機嫌が悪かったんです。
阪神タイガースが優勝した1985年で興奮状態だったのかもしれないとしても……
いまの私なら、
「自分の機嫌くらい自分でとってくださいな」
と言いたくなるくらいの先生でした。
当時の私はそんなことを先生に言うはずもなく、自分のクラス担任が素晴らしい女性だったことに、どれほど救われたかしれません。
ロジックが通っていない先生
中学校にも、軽蔑したくなる先生がいました。
・ちょっとした校則違反をした
・宿題を忘れた
・先生に口ごたえした
そうした生徒たちに感情的に当たるんです。
叱るのではなく、怒る。
正座させた生徒の頭を叩いたり脚を蹴ったりすることもありました。
朝礼での生徒指導などは、ロジックがあまりにもムチャクチャで呆れました。
「ありえない!」
内心は憤っていましたが、優等生然として振る舞っていた当時の私は、〈見ざる聞かざる言わざる〉状態。
そんな自分に対する不甲斐なさもあって、より憎らしかったんでしょうね。
(↑先生からすると、それこそロジックが通らない話です^^;)
子どもに対する大人、生徒に対する先生、という立場を笠に着て偉そう振る舞う人に対する私の嫌悪感は、相当なものでした。
「先生が言ってることは〇〇という理由でおかしい!」
そんな不満を日記に綴っていたように思います。
私が先生たちを嫌悪した理由
いま思えば、
「私はこんなにも人の期待に応えようと頑張っているのに!
自分の好き放題、感情のままに人に当たるってどうなの?」
という八つ当たりが入っていたと思います。
自分は我慢していることを好き放題にしている人(それも大人!)が現れるたびに、
「そんなのずるいじゃない!」
とネガティブな感情があふれていたのでしょう。
そう、ここでも私は、
「フェアじゃない!」
という怒りを持っていたんです。
この強い憤りが、
「私は正しくて、あなたは間違っている」
という私の長年の⭕️❌思考を強化していたことに、驚いてしまいます。
10代、20代、30代の私は、無自覚ながらも
「あなたのロジックはおかしい」
と証明したくて、一生懸命勉強していたんですよね。
「フェアじゃない!」
という欠落感からくる怒りが、私の知識欲を引き出しました。
ネガティブと共にあるポジティブ
もっと知りたい!
もっといろんなことがわかるようになりたい!
それを願っていた私は、やがて
知らない世界を見たい!
自分で体験したい!
バックパックで世界二十数カ国を旅するようにもなりました。
"悪役"となって登場してくれた先生方に、感謝です。
▼プロフィール
▼人の期待に応える人生から卒業できたのは Dr.ディマティーニのワークに出逢えたおかげです
▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています(Kindle Unlimited対象)
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