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朝、「行ってらっしゃい」と子どもを見送る幸せ

中学3年生だった娘が、10kmマラソン大会(学校行事)へと向かう朝のこと。

キッチンでゴム手袋をはめて洗いもの中だった私のヒジにタッチして、
「行ってきます」
と、娘が言ってくれました。

その瞬間、私は考えます。

む、いつものように見送る?

自分が出かける時刻が迫っていた私は、少し迷ってからゴム手袋を外し、玄関へ向かいました。

私「がんばってねー!あれ?荷物はそれだけ?」
娘「ん?そうだけど?」

なんだか違和感……

エレベーターホールに消えるまで娘に手をふってから、家に入ると廊下に見慣れぬビニール袋が。

あれ?なんだろう?

開けてみて、驚愕しました。

え?!
学校から持ち帰ったままのスニーカー!?
これで走るんじゃないの?!

慌てて娘に電話をし、マンションの1階まで持って降りました。

ギリギリ、セーフ。

迷ったけれど、見送る決断をしてよかった〜と心底、思った朝でした。

娘からすると、走るのが嫌すぎて、無意識がスニーカーを見えなくさせていたのかもしれませんけれど ^^;
(人は見たいものだけ見ますから、ね)

「行ってらっしゃーい」と笑顔で見送れる幸せに感謝 ☆ 御影石 千夏


*あとがき*
当時の娘は、毎朝かならず「行ってきます」と笑顔で言ってくれてんですよね。
なにも言わずに出ていくようになったのは、いつからかしら?
娘が出かける時刻が近づくと、耳をそばだてて、見送る準備をしている私です、笑

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