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03.〈がんばり屋さん〉にはメリットもデメリットもある

 人の期待に応える〈がんばり屋さん〉を、卒業するヒントをご紹介しています。

01.  人からの期待に応えてしまう〜〈がんばり屋さん〉のあなたに伝えたい落とし穴
02.〈がんばり屋さん〉が本当は辛い理由
の続編です。

自分の傲慢さに気づきませんでした


"正解を求める⭕️❌思考"
"人も自分もジャッジする癖" があった私には、

[ 私が正しい ]
[ 間違っているのは相手 ]
という認知の偏りがありました。

自分とは違う言動を示す相手を
(どうしてそんな間違ったことをするの?)
と心の中で批判し、
(私の正しいやり方をすればいいのに)
と思っていたんです。

そうした私の傲慢さは、
言葉に出さなくても相手に伝わります。

煙たがられたり、
反発されたりするのも、当然のこと。

ただ、
真正面から相手と衝突して
喧嘩をするようなことはなかったんです。

というのも、
「あの子はガリ勉で面白くない」
「先生のお気に入りだから放っておこう」
と距離を置かれていたからです。

関係性の浅いクラスメイトに対して、
(言ってもわからないよね)
なんて心の中で強がっていた私は、
自分の傲慢さにまったく気付いていませんでした。

思いこみがもたらすデメリットの数々


「がんばり屋さんだね」と言われ続けた私は、
がんばらない私には価値がない
と思いこんでいました。

ゆえに、
「がんばらない」という選択肢を選ぶことができず、
毎日が必死でした。

[ 私は がんばらないと何もできない ]
という思いこみもあったので、
一生懸命やっていないと不安でたまらない。
心が安らぐことがない。

それが、
小中高校時代の私の表情を
かたくしていた原因だったと思います。

当時のことを
「嫌だったなぁ」という気もちで振り返ると、
次々とデメリットが浮かんできます。

〈がんばり屋さん〉のメリットを探してみる


ここで、視点を切り替えてみます。

〈がんばり屋さん〉であることで私が得たものは、
デメリットだけでしょうか?

いいえ、
メリットもたくさんありました。

たとえば 私は、
〈がんばり屋さん〉という期待に応えるために、
《継続して努力する習慣》が身につきました。

01.  人からの期待に応えてしまう〜〈がんばり屋さん〉のあなたに伝えたい落とし穴
でご紹介した "3分間なわとび" も、
これにあたりますね。

コツコツ努力を続けることが
私にとっての "普通モード" でした。

たとえば学校では、
「努力した分、点数が上がる」(と思えた)ので、
勉強が好きになりました。

やがて、
「もっといろんなことを知りたい! ]
という思いが強まり、
親に頼んで塾に通い始めます。

「がんばれる環境」に恵まれました


その塾には、
なんでも知っていて、
初めての問題もすらすら解ける女の子がいました。

[がんばらなくてもなんでもできちゃう天才なんだ!  ]
私は衝撃を受けました。

[天才じゃない私は、がんばるしかない ]
彼女に追いつきたくて、必死で勉強しました。

塾で先取り学習をするおかげで、
学校でのテストでは高得点。

先生からの期待に拍車がかかります。

海外留学経験がある塾の先生に感化されたのは、
(海外に留学したい)
という夢をもったこと。

「大学生になったら好きなことができる! 
 だから、今はがんばる!」(*)

某国立大学をゴールに設定したのは、
小学生のころです。

(*)自分では覚えていなかったのですが、
幼なじみが笑いながら教えてくれたのは、
大人になってからのことでした。

コツコツ勉強する私を見て、

\キミなら きっとできる/

と先生方は声をかけてくださいました。

そのおかげで、
やったことがないこと、
できるとは思えそうにないことにも、
チャレンジできたんです。

自分の好き嫌いで選んでいたら、
決してやることはなかった
貴重な体験もたくさんできました。

海外留学の夢も叶いました。

〈期待に応えるがんばり屋さん〉
そんな自分であろうとすることで、
成長させてもらえました。

しんどいことも
たくさんありましたけれど、ね♪

どんなことにもプラスとマイナスは同じだけある


〈がんばり屋さん〉 というレッテルに対して、
プラス(メリット)
マイナス(デメリット)がある事例を
ご紹介してきました。

プラスとマイナスの両面を見ることができれば、
視座が高まり、視野が広がります。

いったん視座と視野が変わると、
また同じようなことが起こったとしても、
思いわずらうことがなくなります♪

これが、
《精神的に成長する》ということ。

「嫌だったなー」という
ネガティブな感情とセットになった思い出には、
「あれがあって良かった」という
プラスの側面がかならずあります。

あなたがもし、
マイナスの思い出をお持ちなら、
プラスの側面 を探してみてくださいね!

「ひとりでは見つからない……」
「マイナス面ばかりが目につく……」

そんなときは、
コーチである私の力を借りてくださいね ♪

こちらから体験いただけます▼


がんばり屋さんのあなたが、
「がんばってきてよかった!」と
自分を丸ごと肯定できるお手伝いができたら嬉しいです♪

04.〈がんばり屋さん〉プラス面とマイナス面、両方を見ることで成長できる
に続きます……

Dr ディマティーニ  バリューファクター®︎公認ファシリテーター
御影石 千夏

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▼プロフィール


▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています(Kindle Unlimited対象)



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