会社初の産休・育休取得には思いがけないサポートがありました〜恩送りに思うこと
勤め先のエレベーターホールに出たところで、役員のMさんと一緒になりました。
私が新入社員時代に隣りの部署にいらした気さくな先輩で、今の部署のトップを務めていらっしゃる男性です。
最寄り駅までの道すがら、
「最近、産休に入る女性が続いているね」
というMさんの言葉から、意外なことが判明しました。
会社初の産休・育休取得
「育休から復職するのが当たり前の会社になって、嬉しいです。20年前、私は会社で初めての育休取得者だったんです」
と私が伝えると、
「そうやったねー」
と懐かしそうな声を出されたMさん。
「組合委員長冥利に尽きるよ」
ええ!?
Mさんが組合委員長として会社と交渉してくださっていたなんて!
「◯◯君と一緒に会社とは随分やりやったよ」
衝撃でした。
会社初にもかかわらず、子どもの1歳の誕生日の前日まで休職できたのは、労働組合と会社の交渉の結果だったのです。
産前休暇に入るまでの間、職場でたくさんの方々にサポートをいただいていると当時も思っていましたが、私が気づかないところでも、尽力くださった方々がいらした……。
改めて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
互いにサポートしあえるチームに育てていきたい
あれから20年。
今では、2ヶ月間の産休をとる男性も出てきています。
(まだレアケースですが)
私のチームにもうすぐ産休に入るメンバーがいるのですが、「やってみたい業務だった」というご縁で後任者が配属されました。
これまでの休職では増員がなかったなか、驚きの采配です。
さまざまなサポートへの感謝から、私は思いを新たにしました。
・「やりたい仕事」ができる、任される
・ メンバー同士でサポートしあえる
・ 互いの成長を共に喜べる
・ 出産後の復職が楽しみになる
そんなチームをメンバーと一緒につくりあげていきます。
これぞ恩送り。
ご縁に感謝します。
あなたのドリームサポーター
御影石 千夏
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