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大事な感情を忘れないように

「好きな映画は何ですか?」
「普段どんな音楽聞きますか?」

こういう初対面でよく使われる質問をされるたびに自分の本当の意見と遠ざかってしまってきている気がする。

23年生きていると、
だいたい相手が求めている返事が分かるようになってくる。
相手が求めていそうな、共感してくれそうな答えを探してはあたかもそれが本当の自分であるかのように話してしまう。その方が、相手を不愉快にさせずに自分も楽なところにボールを投げて終われるからだ。

多様性の時代と言われている現代は、
多くの人の生き方や考え方を否定はしなくなってきたものの
何でもかんでもカテゴライズして、各々が好きな固有名詞から個々の性格でさえも決めてしまうことがよくある。

古着系女子、草食系男子、港区系女子、帰国子女、海外かぶれ、などと人となりを表すための言葉が計り知れないほど存在している。

個々が持つ判断基準で自分もカテゴライズされ、
決めつけられてしまうのでは…。

と言っても、
私だってまだまだ人やモノをカテゴライズして考えてしまうことがある。
大学で学んだことのお陰で、無意識のうちに他人を傷つけそうになる時にブレーキをかけられるように少しはなったはずだけど、
まだまだ自分を棚に上げてしまうし、人一倍傷ついてしまう。

想像力を持ち続けねば〜と思う日々。。


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