サイゼリヤはやっぱりスゴかった


今日は「サイゼリヤの法則」を読んだ感想を共有します。

私は昔からサイゼリヤが大好きです。なぜなら、他のファミレスと比べて、
圧倒的に価格が安い
メニューが私好み

だからです。

他のファミレスに行くと、メニューを見ても、
うーん、どれもイマイチ食べたいと思わないな〜
となるのですが、サイゼリヤだとあれもこれも食べたい!!ってなります。

私の好きなメニューは、
田舎風ミネストローネ、アロスティチーニ、イカ墨パスタとグラスワインです!
(ミラノ風ドリアも大好きです)
そういえばサイゼリヤデートって話題になりましたけど、
旦那と結婚する前は私の希望でサイゼリヤデートしていました。


この本を読んだ時には、
やっぱりサイゼリヤは他のチェーン店とは違うな!!と確信しました。
努力が料理にしっかり現れていると思いました。

「美味しい料理を安く提供したい」
これを実現するための努力に一貫性があるなと思いました。

基本的には①仕入れ原価を下げる、②人件費を削ること。
どこの飲食店もやってそうなことではあるのですが、
サイゼリヤの考え方には感動しました。


イタリア料理一点勝負

株式会社サイゼリヤが運営するのはイタリアンレストランのサイゼリヤのみ。
一つに特化して他者に追随されない高みを目指しているということです。

世の中、多種多様にいろんなことに挑戦することが善とされているじゃないですか?
会社員時代を思い返すと、本業務に関係のない余計な仕事が多かったです。
ひらすらマニュアルを作る、調べたことを資料にまとめて発表とか、
新人の頃は新人活動!とか言って研修を兼ねた座談会とか。
そういう本業と関係のない活動が人事評価に加算される仕組みもありました。
ただでさえ本業で忙しいのに、こんなことする暇ないよ!!?
とすごく腹が立った覚えがあります。
事業の拡大とかいって、次々と新たな部署を新設してあれもこれもやろう!みたいな風潮もありますよね。
一体、弊社はなんの会社?と思うことも。

サイゼリヤは一つの目標に向かって進むことができる。
だから、サイゼリヤの努力は本業からズレないのです。


作業の効率化

サイゼリヤには一人の時間単価を5000〜6000円と明確な目標値があります。
それを達成するために、キッチンに包丁をなくすなど、
手順を簡素化しているそうです。
飲食店なのに包丁がないってすごくないですか?
常識を疑えということなのでしょう。

とはいえ、どうせ従業員を安月給で働かせているんでしょ?
と性格の悪い私は思いました。


調べてみたところ、意外にも飲食店にしては給料が高かった。
とんでもなく安い料理で商売しているのに、こんなに給料を出せるんですね。
まあ実際に働いている人に聞いてみないと、本当はどうなのか分からないですが。

作業を単純化しているのであれば、ぜひ私もサイゼリヤで働きたいです。笑
従業員だと料理が半額で食べられるらしいので。


今日紹介したのは具体的な戦略の一部ですが、
この本の面白いところは、それだけでははありません。
なぜその戦略に至ったかという背景が面白いのです。
創業者である正垣泰彦氏の思考は、
物理学や引き寄せの法則的と関連性があると思いました。
次回はその点について語りたいと思います。








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