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目の前を全力で。そうして自分のできること、価値を強化していこう。読書メモ『期待値を超える』

松浦弥太郎さんの
『期待値を超える 僕が失敗しながら学んできた仕事の方法』
を読みました。

期待値を超え、前向きになれる仕事論

エッセイスト、編集者、
クリエイティブディレクターなどの肩書を持ち、
『暮らしの手帖』編集長や
Webメディア「くらしのきほん」運営など
さまざまな経験を持つ著者。

すべての仕事の基本は、
仕事相手の「期待値」を超えるところにある。
そして、仕事で大切なことは
コミュニケーション。

相手との関係性を良くするには
どうしていけばよいのか?

不安を取り除き、勇気がわいて、
少しだけ前向きになれる仕事論を
展開した一冊です。

本書の章構成

第1章 商いとはなにか
第2章 関係を築く
第3章 自分を売り込む
第4章 交渉する
第5章 トラブルを乗り越える
第6章 商売人として生きていく

読書中のツイート


目の前のことを全力で、そうして自分の武器を増やしていこう

本書の冒頭に書かれていた
「これまで僕は一体何をしてきたのだろう」
「もし肩書をつけるとしたら何だろう」
「どうしたら自分という人間の価値は
上がっていくのだろう。」

これらのことは、私もよく考えます。
確かに、自分が生きていく中で
やってきたことはいくつもあります。
ですが、それが相手の力になるための
価値として成り立つかは別の話。
そう、世の中の仕事のほとんどは、
相手あってのもの。

相手を観察し知ること。
一方で、「自分だったら?」と
自分事で考えること。

その相手とのコミュニケーションは、
力関係での支配や何らかの条件があって
できていくものではなく、
人として繋がりたいといった思いが
あってこそ成り立つもの。

だからといって、相手のペースに乗せられて
言われるままに意思表示をするのではなく、
しっかりと熱い想いを込めて、
自分の言葉で伝え、お互いが
心でつながること。

1人1人が持っている価値。
別の言い方をすれば強みを活かし提供して
誰かの役に立っていく。
本書の言葉を借りるならば
誰もが「商売人」である現代。

日々いろいろなことがあります。
特に昨今のコロナもそうですし、
何が起こってもおかしくない時代。

起こること、目の前のことは全部自分事。
全力で向き合い、そこで得たことを糧にして
できることを強化していき、
自分の提供できる価値、武器を
増やしていきたいと思います。

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