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キャリコン更新講習(技能)を初受講した話(with #忘れられないことば)

こんにちは、iCAREの金原(きんぱら)です。
写真は東京大学の構内にあるあづまや(と言うには豪壮すぎますが)です、先日はじめて大学敷地内に入ったのでその記念に撮りました。

国家資格キャリアコンサルタントという資格は、5年毎に更新があり、更新のためには指定の更新講習を一定時間分受講する必要があります。
金原は2023年に資格取得しているので、まだまだ更新まで猶予はあるのですが、興味半分実務活用半分で実技講習8時間の「【CCA】人的資本経営におけるセルフ・キャリアドック実践」を受講してみました。
ちなみに更新のために必要な受講時間は知識と技能の2種類をそれぞれ

  •  知識講習:8時間以上

  •  技能講習:30時間以上

  •  合計38時間以上

となっているため、知識講習は1回で8時間を満たしてしまうため、技能講習を毎年受講して自己研鑽するスタイルが推奨されています。とはいえ実態としては更新年に駆け込み受講するケースが多いそうで、わざわざ厚生労働省のホームページにモデル受講例が掲載されています。

更新講習の受講についてより

なぜこの講習を選んだのか

まず、講習は10の領域、合計498の中から選ぶことになります(めちゃくちゃ多い)。正直全部に目を通したわけではなく、リストの一番上の「企業等領域」を中心に、各論に近い領域は除外してバッと見て決めました。

  1. 企業等領域(77)

  2. 需給調整領域(7)

  3. 教育領域(27)

  4. 特定層への支援(98)

  5. 領域共通の技能(106)

  6. 特定のカウンセリング技法(81)

  7. 07̲ジョブ・カード作成支援(14)

  8. ツールの理解・活用(33)

  9. グループアプローチ(18)

  10. 事例検討(37)

人的資本経営の理解が正直フワッとしていたので具体的に掴みたかったのと、企業内でのキャリア支援を提供していきたいというのを中期での目標にしているので、わかりやすい施策としてセルフ・キャリアドックの導入支援を体系的に学んでおきたいなと思い、その2点で選んだというのが基本的な理由です。
加えて、いわゆる「キャリア自律」が求められている中で、金原の持論として自律といえども最初は支援が必要というのがあるので、その具体的な手段の一つであるセルフ・キャリアドックを実践できるようにしておきたいと思っていたので、結果的にその点でも選んで正解だったかなと思っています。
(持論については以下の過去記事参照)

受講してどうだったか

まず、養成講座以来の長時間受講だったので当時を思い出してなんとも言えない気持ちになったというのと、養成講座と違うのは「全員初対面、且つこの場限りの一期一会」ということですね。
座学ならそれでも全然いいんですが、この講習はがっつりグループワークをやるので、グループが編成されるたびに初対面、でもワークの時間も短いので挨拶もそこそこにスタート→役割分担→意見集約→全体発表 という繰り返しでなかなか忙しく、お互い探り探りな感じでしたが、やはり講習のテーマが企業内キャリア支援と範囲が限定されているからか、現役で企業の人事等ビジネスサイドに近い方が多かったのは養成講座との違いでした。

肝心な内容は、料金が発生する講習でもあるのであまり明らかにしないほうがいいんだろうと思うので控えますが、金原なりに事前課題を自分なりに解釈しながらしていから挑んだこともあり、戸惑うことは無かったものの、改めて養成講座やキャリコン試験で得た基本的な知識や事例をもとに、自分なりな考察をしながら意見を固めてアウトプットしながら理解を深める(自分の頭の中だけで完結しない)、ということが大切なのだなと思いました。

あと、内容で少しだけ触れておくと、人的資本経営、セルフ・キャリアドックのどちらも健康経営と同じく「経営者自身のコミットメント」が、”やりっぱなし”にならないためには必須であると再認識しました。

#忘れられないことば

ちなみに、もうすぐ #ことばの日 、ということで今回の講習での #忘れられないことばを思い出してみましたが「知・経験のダイバーシティ&インクルージョン」でした。D&Iという言葉は多くの場合、性別・年齢・国籍等(いわゆる属性区分)について使われることが多いと思いますし大切な事だと思っているんですが、「知・経験の」つまり経験、専門性、価値観等の観点で組織を見つめ、事業成長のためにどうしていくかを計画・実行する事が必要であるということで理解しましたが、感覚的には認識していましたが言語で理解できたのでとてもいいインプットになりました。

簡単ですが、知らない人は知らないキャリアコンサルタントの更新講習についてまとめてみました。更新講習これから受けようかな、どれにしようかな、という方の参考になれば幸いです。

そんな金原が働くiCAREでは、いくつかのポジションで募集継続中ですし、オープンポジションもあります。一度ざっとご覧いただけると幸いです。

それでは、いい季節なのでラーメン比率を増やしていきたいと思います!という宣言とともに、みなさまの健康をお祈り申し上げております!

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