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十人十色のしごと術 vol.1 ベビーシッター長谷川登志子さん

子育て経験のあるベビーシッターの方にご登場いただく新企画「十人十色のしごと術」。ご自身の子育て経験や、そこから生まれたサポート術をお伺いしていきます。第1回は3人の子育てがひと段落し、工作を通してお子様とコミュニケーションを取るのが得意な長谷川さんのエピソードをお届けします!

「今思えばもっと肩の力を抜いて良かったのに、なんて思います」

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私は3人の子育てをしてきましたが、特に長女は子育てが初めてということもあり、育児から教育に至るまでなんでも頑張らなくては、と熱を注いでいました。

「子どもが安全に成長できる道」
そのレールを引いてあげるのが親のすべきことだと考えていたからかもしれません。

そのため、1歳になる頃には幼児教室に通わせ、小学校受験も経験しました。
けれど、それが良かったかどうかの正解はわかりません。

子育てがひと段落したから言えることかもしれませんが、今思えばもっと肩の力を抜いて良かったですし、誰かと競っているわけでもないのにどうしてそんなに焦っていたのだろう、とも思います。

もう少し自由な選択肢をもてたら、と振り返れば感じますが当時の私は必死でした。
子育てとは、真っ只中にいる時は大変なのに、過ぎてしまうと「気づき」もやってきて、おもしろいものですね。

「児童館で体験した新たな遊びに親子で心躍りました」

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また、育児をする中で親子で楽しみにしていたのが、児童館や博物館に行くことでした。そこで作った工作や紙芝居など、自宅では得られない学びを子どもと一緒に経験してきました。

新しいものに出会ったり興味をもった時の子どもの集中力はすごいもので、こどもたちは目がキラキラ輝いていました。

今はコロナ禍で、児童館や博物館が休館になるなど、子どもの興味心を広げるきっかけが減ってしまい、とても寂しいことだと感じています。

私がそう感じているのだから、きっと親御様はよりいっそう、お子様が自由に遊んだり学べる場所が制限され、残念な思いをしているのではないでしょうか。

サポートをする中で、今の状況で私にできることは何だろう。
そう考えるようになりました。

そこで、我が子たちと一緒に児童館や博物館などで体験し見聞きしたもの、その時の楽しさや喜びを工作を通して提供させていただけたら...。それなら私にもできるのではないかと思ったんです。

「工作を通して、お子様の好奇心を育むお手伝いができたら嬉しいです」

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私はサポートをさせていただく際、事前に工作の準備をしていくんですが、お子様の年齢に応じて紙芝居、工作を考えて持っていくこともありますし、折り紙を折っていくこともあります。

例えば、「鞠」は年齢や性別を問わずとても人気のある遊具です。風船にテープを貼っただけの簡単なものですが、外遊びができない日や活発な男の子のお子様には最適で、スピードを競って投げ合ったり、サッカーをしたりしながら楽しみます。

送迎をする時は、かさばらずに遊べる小さい工作を持っていくこともあります。

「恐竜の折り紙」は、恐竜好きのお子様に渡すと戦いごっこができますし、お迎えの際に「びっくりさせてあげようか?」と一言伝えてから渡すと、とても喜んでくれます。
ちょっとしたサプライズにもなりますしね。

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※実際にお子様と一緒に作ったり遊んだ工作。左から「鞠」「恐竜」「スイカのうちわ」
※作成は以下を参考にしています。
https://www.youtube.com/watch?v=SMZfnKYyG64
https://www.youtube.com/watch?v=UewRQYyMv-8
https://www.youtube.com/watch?v=ypFE6eLgRZY
https://youtu.be/GwZjPbyRrag
https://www.pinterest.jp/pin/752734525218181710/

年齢によって制作の工程が難しいものは、私が途中まで作っていき、最後の仕上げをお子様にしていただく時もあります。最後の仕上げをやってもらうことで、お子様に「できた」ということを体験してもらいたいんです。

また、季節感のあるものを作ることも大切にしています。工作をしながらその季節にどんなものがあるか、ということに興味を持ってもらいたいからです。

「キラキラした瞳の輝きを大切にしていきたいです」

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お子様の興味がある工作を持っていくと、「目の輝き方」が本当に違うんですよ!

好きなものに集中している様子がこちらにも伝わってきますし、「今日何持ってきてくれたの?」とワクワクしながら聞いてくださるお子様もいます。

サポート中に新しい楽しみを共有させていただくことは、私の喜びにも大きく繋がっているんです。

日々お忙しい親御様にとって、お子様と遊ぶ時間を捻出することは、時に難しさを感じる方もいらっしゃるかと思います。

それでも一緒に遊ぶ時間を作ってあげたいと思う気持ちもあり、物理的にわかっていてもうまくいかない、そんな経験が私にもあります。

だからこそ、私がサポートする際にはお子様とじっくり遊ぶことをお手伝いしたいと思っています。

お子様の笑顔は私にとって元気の源です。
親御様やお子様のお陰で、ベビーシッターという仕事を通してとても楽しく過ごすことができています。

▶︎長谷川登志子さんのプロフィールはこちら

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