【市場調査】「興味」と「行動」の差を見るという話

※2019年7月に書いたものをnoteに移植したものです。

社内の新規事業コンテストの発表の中で良い着眼点だなと思った話。

ある発表者が新規事業のタネを見つけるために“ユーザーの「興味」と「行動」のギャップに着目した”という話をしていた。
「興味」があるけど実際の「行動」に移せていないものに消費者ニーズ / 課題 / ビジネスチャンスが眠っているという話だ。

マーケットインでの市場調査では「興味」ばかりに調査項目が寄ってしまうことが多いが、実際にアクションまで移しているユーザーがどれぐらいいるのか調べることで参入チャンスの度合いが測れる。
「興味」があっても「行動」に移しているのであれば、市場は成熟期。
それが「行動」に移せていないときは黎明期 / 成長期にあたり参入障壁はあるもののマーケットシェアをとれる可能性はある。

「興味関心」と「行動」をセットで調査していくことで、市場フェーズを加味した課題が洗い出される。
調査項目は「興味」に寄ってしまうことが多いけど、足使って「行動」までの一次情報をとりにいくことも大事だなと思いメモ。

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