不妊治療と仕事の両立について
今第二子妊娠中ですが、
それに先立って体外受精までフルコースで不妊治療を経験したので、
その体験談をお届けします。
今回は仕事と不妊治療の両立についてです!
目次
(1)職場への伝え方
(2)どれくらい休まないといけないか
(3)治療を始める前に休暇制度を調べるべし
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(1)職場への伝え方
不妊治療は結構お休みをしないといけないのですが、
仕事上影響のある方々にどこまでいうかを悩まれる方も多いかと思います。
わたしの場合は、、、
必要な人には「不妊治療で休みます!」とオープンしてました笑
上司、同僚、人事、委託先まで、とにかくわたしが原因不明の休み取ると
迷惑かける→わたしの信用が下がる→困る!とおもうひとにはとにかく説明。
不妊治療は性的ななにかというより、
本当に淡々とした医療行為ですし、
少子高齢化の時代に治療に耐えて子ども作るのはえらすぎる(※)ので
不妊治療してることをいうのは何にも恥ずかしいことではない!
というのが個人的意見です!
みなさん、
治療に関してどれくらいの知識があったかはわかりませんが、
子どもをつくるために頑張る姿勢を応援してくださり、
ちゃんと説明してよかったなとおもいます。
仕事フォローしてくださったみなさんには感謝しかない。
不妊治療していることをオープンにすると、
その感謝もストレートに伝えられます。
とはいえ、不妊治療をやっていることを伝えるのは恥ずかしいとか、
そういう気持ちの方もいらっしゃると思います。
(↑古き良き日本人の道徳に照らせばわたしはもっと恥じらいを持つべき人間なのかもしれない)
そういう場合は、
「申し訳ないのですが中長期で病院に通って治療しないといけなくなりました」
という伝え方でもありだと思います。
どれくらいお休みするかとか、周りがフォローできるタイミングでしっかり伝えられれば、
病名まで聞いてくる人はまずいないはず。
ただ、その場合も、できれば自分の人事権を握っている人には不妊治療していることは伝えた方がいいと思います。
激務部署と治療の両立は難しいとおもいますし、
仕事のルーチンがわかる部署にいる間にでやった方が本人も周りも楽ですし、
妊娠したらいっそう新しい環境が辛く感じますし、
いきなり他部署に飛ばされないように予防線をはったほうがいいとおもいます。
(ちなみに、わたしは残留希望だしていたのですが体外受精しているタイミングで部署異動になって、いろいろ大変だったので人事には「不妊治療の特に後期に入っている人は動かさない方がいいと思いますよ」とご進言差し上げました。。。。)
ご参考にしていただければ◎
(※) もっとはやく子どもつくればこんなに日本の保険財政に負担かけることもなかったのにな、と思うことは何度かありましたが、医者の友人2人にそれをはなしたところ、
「寿命間際の高齢者の延命にめちゃお金かかってる事を考えてみ?」といわれ、
すっきりしました(笑)
(2)どれくらい休まないといけないか
①体外受精以前
治療の段階によって違いますが、
検査やタイミング法、人工授精の間は
月に2〜3回、日帰りで数時間通うイメージです。
土曜に寄せたい場合などはお医者さんに相談していただければと思いますが、
いろんな日程は月経周期で決まるので、
いつも仕事の都合のいいところでハメられるわけではないです。
自宅近くの病院に通うことにして、
テレワーク(在宅勤務)と組み合わせて通院できるといいとおもいます。
検査の時間は検査によってまちまちなので、
「これはどれくらい時間がかかりますか?」というのは積極的にお医者さんに聞いた方がいいと思います。
聞かないと何も教えてくれないかも。
まあ、混雑状況でも変わるんですけどね。見立てくらいはおしえてくれると思います。
②体外受精以降
体外受精がはじまると、
「採卵手術の前後2週間」は
注射で毎日通わないといけなかったり(自宅で自己注射もえらべます)、
術後のぐったりは仕事にならなかったりするので、
ほぼ使い物にならないアピールを周囲にしておいた方がいいとおます。
体外受精の一ヶ月前から薬を飲まないといけないのですが、
薬で気分が悪く感じることもあるので、これも注意した方がいいと思います。
③待ち時間が長い
待合室でメール打ったり、ウェブ会議に参加したりとかしてましたけど
さすがにゴリゴリ発言すると看護師さんから「静かにして」と怒られるので
傍聴しかできなかったです。
会議に全く出られないよりマシですが、、、
しかし血液検査の結果待ちで2時間くらい拘束されたり、
待たなければいけないことがものすごく多く、
その長ーい待ち時間に外出がみとめられないのには辟易としました。
もうみんなスマホもってるんだから
順番になったらLINEで呼んでほしいです。。。
仕事させてくれ!医療にもDXを!
(3)治療を始める前に休暇制度を調べるべし
上述のとおり、細切れに休んだり1日休んだりしないといけないので、
休暇制度はとても大事です。
不妊治療の専用の休暇がある場合はぜひ積極的に使ってください!
ただし有給じゃないこともあるので、要注意。
その場合、年次有給休暇を時間単位で使うのがいいです!
これも会社の制度によっちゃうのですが、
1日休とってるとあっという間に年休なくなっちゃうので…。
有給がどういう形で使えるか知っておかないと、
「わーもう休暇ない!欠勤しないといけない!お給料が、ボーナスがあああ」
とかってなってしまうので、ぜひ治療始める前に調べてみてください!
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とりあえず不妊治療シリーズはこれで終わろうかと思いますが、
不妊治療について、
ほかに知りたいトピックがあればぜひお寄せくださいませ!
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