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東京グルメ @Concerto

ひさびさに会う先輩とのご飯となれば、
もちろんお店に満足してほしいし、
せっかくなら自分が行きたかったお店に…!

ということで、食べログの保存フォルダで検索し、
先輩の雰囲気に合いそうだなぁと、
代々木上原の【Concerto】さんをチョイス。


駅からお店に着くまでお腹空いたぁ〜、を何回連呼しただろう。

徒歩5分ほどでお店に着き、いざ出陣。

外観でもう美味しい
地下ってテンション上がる〜


カウンター席とテーブル席あわせて20席ほど。

照明が良いムードを醸し出しすぎて、
まだお酒を飲んでないのに酔っ払った気分になった。

先輩はワイン、わたしはサングリアを頼み、乾杯。

食事のメニューを決めながら、近況を話し出しちゃうし、どのメニューも魅力的で選ぶのにかなり時間がかかってしまうという、たぶん女の子あるあるを存分に発揮。
店員さんごめんなさい。

こっからここまで…!と言ってしまいそうになるのを堪え、前菜2品、パスタ、メインに絞りオーダー。

温泉卵付き具沢山サラダ

野菜が甘い、本当にひさしぶりに美味しい野菜を食べた気がする。

あんぽ柿・ブッラータチーズ・生ハム・根菜のピクルス

ブッラータチーズに合わない食材がこの世にあるなら教えてほしい。
きっとないから。

柿が干し柿みたいに調理されていて、
生ハムの塩味とバツグンに相性が良いし、
家で再現できそうで絶対にできない。
季節ごとにフルーツ変わるのかなぁ。

カラスミと野生種エノキのスパゲッティ


メニューを見た時、パスタの種類の多さに圧倒されてしまったが、二人の意見がカラスミで一致したの嬉しかった。
カラスミとえのきの香りが麺を巻く度に鼻に香る、優勝。

栗豚のロースト
野菜もたくさん

メインは豚肉。
豚肉にも惹かれたのはもちろんだが、
"大粒マスタード付き"という記載に思わず震え上がる。
先輩も大粒マスタードに惹かれていたので、
一生ついていくぞと誓った。
ありがとう大粒マスタード。

丁寧にじっくり味わい、お互いの食レポを褒め合いながら、迷うことなくデザートメニューへ。

Concerto風ティラミス〜柚子風味〜

たとえばその時ティラミスの気分じゃなくても、そこにティラミスがある限りわたしはティラミスを頼んでしまう。
しかもConcerto風ときたもんだから。
柚子の香りが漂う至高の一品。


お会計前、先輩が離席している間にこんな会話を耳にした。

「村上春樹の作品が、いつか小学校の教科書に載る日がくるんじゃない?」

常連客のようだ。
おしゃれに髭をこさえていて、いかにも、という渋い感じ。

休日はスパイシーナッツを食べながら、
度数高めのウイスキー飲んでそう。

それに対して店員のお姉さんが

「いや、村上春樹はたぶん載らない。
小学校の教科書って文章の一部を抜粋して載せるじゃない?
村上春樹の一部を抜粋しても、
彼の全容を、そこでは表現できない」

と返していて。

わかる〜お姉さん〜、と思わず壁に向かってニヤニヤしてしまった。


そんなお店の雰囲気も含めて、
至福の時間をありがとうございました。

本当においしかった、ごちそうさまでした。

代々木上原開拓の道は、まだまだ続く。

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