集中する愉しさ
朝やっとこ起きて、目が悪いのでコンタクトを入れ顔を洗い保湿をし日焼け止めをぬり歯磨きをして、やっとこお散歩へ。目が悪くなかったら家を出るまでの1アクションが省略できていいのに。コンタクトを入れないと目覚めない、コンタクトの有無がON OFFのスイッチ、無人島に持っていくのはコンタクト。
というのはまあおいといて、
「今ここ」を感じる1週間を過ごしていて、今日のお散歩も思考が「過去」や「未来」に行っていることに気づいたら、「今ここ」に戻すという作業をしていた。
今日は、昨日の雨で空気が澄んでいて、匂いもすがすがしい感じ、肌で感じるしっとりつめたい空気が気持ちいい。キンモクセイの香りはしなかったけど、まさかもう終わってしまったのかなあ。
まっすぐずんずん進んでいくとパン屋さん。前にも入ったことがある。先客がいて少し待ったが、そのおかげでちょうど焼きたてのバゲットが!
バゲットを紙袋に入れてもらい、ほくほくした気持ちで帰路につく。
フランスあたりだとこれが当たり前の光景なんだろうか。朝起きて、化粧もせずに外にでて、朝食のパンを買ってくる。いいじゃんいいじゃん。
豆をがりがり挽いてコーヒーを淹れ、バゲットをぎこぎこ切ってクリームチーズと頂いたジャム(にんじんとオレンジのジャム、普段なら選ばないだろうものも頂いたからよりおいしく感じる)を乗せて食べる。味わうことに集中すると、「はぁおいしいなあ」という思いが湧き出てきて、その気持ちにひたりながらまた食べる。単純に幸せだなと思う。
心がモヤモヤしているとき、たいてい過去の感情を今も持っていたり、未来を思案して「心ここにあらず」になる。
「今ここ」「今この瞬間」に意識をチューニングして、五感をフルに使って集中すると、「私」がここに戻ってくる。
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