ネガティヴなのは悪いことではない!

コレからのお話はあくまでも私個人の考え方です(^^)


私は自分の性格をすごくネガティヴだと思っています。
性格に言うとネガティヴとポジティブの割合がネガティヴな方が多いと思います。


今まで生きてきた中で、そもそも私は自分がネガティヴだとは思っていませんでした。
ただ、私が話す思考、考え方を聞いた人が、
「ネガティヴすぎない?もっとポジティブに考えなよ」と言ってきました。
その時初めて私は自分の考えがネガティヴな事を知り、ネガティヴが良く無い感情であり、ポジティブな方が良い。と言う固定観念を植え付けられたのだと今となっては思います。


そもそもみんな自分の生き方しか知らないから、自分の生きている事が常識であり、それ以外を知らなければ何も気づかずに【普通】に生きていけるのだと思います。しかし、他人と関わり過ごしていくうちに自分と他人との感覚のズレが生じ初めて自分以外の人間の【普通】を知ることになるのだと思います。

そうしていろんな人のいろんな【普通】に触れることで自分自身を客観的に見る事ができ、なりたい自分を目指したり、自分が思う自分のよく無い部分を直したりできるのだと思います。
逆に言えば誰とも関わらなければ自分の中の【普通】だけで生きていけるし自分のことを改めて考えることもなく、変わっていくこともないのかなと思います。

話はそれましたが、ネガティヴが良くないと思っていた当時の私は自分自身がすごく嫌いでした。「なんでこんなことしか考えられないんだろう。みんなどうせ明るくてよく笑う素敵な人の方がいいに決まってる。」などと考え、ネガティヴな感情を徹底的に批判していました。ポジティブな人を見ると羨ましく、また自分が嫌いになると言う悪循環…「もっとポジティブに考えなよ」相談するたびに言われました。

今思えばこの言葉こそ最大の呪いだったのだなと思います。

ある時ふと思いました。
なんでこの人はこんなこと言ってくるんだろう?
ポジティブになりたくてもならないから苦労してるのにどうして1番気にしてることを言ってくるのだろう?もはや人格否定されてるのでは!?

いやいや、そんなこと言ってないでしょ?

と思われた方はきっとポジティブなのでしょう。
でも私はそう思いました。ポジティブな人はネガティヴの人の気持ちがわからないんだ。どうして気にしていることを言ってくるんだろう。
そして私は気づきました。


あれ?むしろそう言う心無い言葉がネガティヴを製造しているんじゃないか?ポジティブな人は自分がそこまで考えた事がないから“みんなそうだろう”と思っているんだ。ポジティブにとっての【普通】なんだ。と、だったら私も自分の【普通】を大事にしてもいいんじゃないか。

そこから私は自分の考え方を大事にするようになりました。
自分にとっての【普通】でいい。ネガティヴなのも自分。でも悪いことじゃない。
ネガティヴという言葉自体が悪そうに聞こえるから良い言い方に変えてみよう。
物事の最悪を想定する、相手の真理を読み取ろうとする、細かなことに気づく。
そう思ったらすごくいいことのように思いませんか?もはやコレはポジティブではないですか?

だから私はネガティヴな事が悪いこととは思いません。ネガティヴだからこそ同じような人の気持ちがわかるし、最悪を避ける選択ができるし、危ない橋を渡らないで進む事ができます。

大事になのは自分の【普通】と他人の【普通】を分ける事。
一つの物事に対して、いい言い方、悪い言い方を見つける事。
そう言うのを含めて今の自分があります。
誰かの理想に合わせなくていいんです。

もう一度言います。
あくまでも私の考えです。

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