The Map of Tiny Perfect Things

今夜は気持ちが落ち込んでしまいそうだったので、映画を見た。
ずっと見たいと思っていた作品。

The Map of Tiny Perfect Things
明日への地図を探して

Amazonオリジナルの映画なんだけど、ずっと見たいと思っていて。
毎日を大切に生きようと思える映画という評価を聞いていたので、今の私にぴったりだと思ってセレクト。

結果、ぴったりだった。ぴったりどころではなかった。最高の1本に、出会うべくタイミングで出会えた。
やっぱり何事にもタイミングっていうのはあるんだなと、ここでも改めて思えた。それもこの映画を見たことでの収穫かもしれない。


(以下ネタバレは含みませんが、感想はバシバシ書いていきますので自己防衛を各々でお願いいたします)


とにかく、とっても素敵な映画でした。
あたたかくて、素敵で、きれいで。
これから何度でも見ようと思う映画でした。
(何よりタイトルが好き。現代がとっても素敵で大好きだなと、見終わった後に思った)

前半はタイムリープものならではの楽しさが存分にあって、ハッピーデスデイシリーズが好きな私としては純粋にとっても楽しかった。
そのあとのラブ要素もすごく好きだった。

この映画は終始「穏やか」なんですよね。とってもあたたかい時間の流れ方、物語の描き方をしてる。
なのに、とても強いメッセージを伝えてくれる映画だと思った。少なくとも私は感じられた。とても強く。心に直接届くような感じで。

そして、自分の人生を見つめなおしたくなった。明日から、私はどう生きていくの?そう思えた。
不毛に過ごしてた毎日を、不毛なことに文句ばかりいっていた日々を、明日からはちゃんと見つめなおしたい。私も貴重な今を生きたい。

「毎秒毎秒が奇跡。人生はそんな奇跡の積み重ねでできている。そしてすべてを得る。最後にはすべてを失うけど、それでも価値があるもの」

そんな風に、私も毎日を、毎秒を大切に生きたいと思えた。
それと同時に明日が楽しみになった。

私は今までどれだけもったいない毎日を生きていたんだろうという後悔ではなく(もちろんその気持ちも多少はあるけれど)、
明日からどうやって生きよう!明日が私にも来る!なんて楽しみなんだ!
見た後にそう思えるなんて、なんて素敵な映画なんだろう。

私の話をしますが、私は未来のために生きている節があって。それを直したくて。
どういうことかというと、常に「明日の○○楽しみだな」と思いながら生きてるんです。そして、その「明日の○○」をやっているときも、「来週の××に早くならないから」と思ってる。今を楽しめてないんです。

なんてもったいない。
それを改めて感じられたというか、直せそうな、気がしました。
私は今を楽しみに生きるんだって。
それでいうと、今このnoteを書いてる時間を楽しみたい。うん、楽しいね。笑

こんな風に、毎日を積み重ねていきたいなと思えました。

あともうひとつ感じたこと。
もっとたくさんの人と関わって、自分の為だけじゃなく、誰かのために生きたい。そう思った。

私は私の物語の主人公だけど、きっとその意識で自分の人生を生きた方がいいことはそうなんだろうけど、
私に関わる全ての人は、私の物語の「脇役」ではなくて、私に関わる全ての人は、その人自身の物語の主人公である。そのことを、忘れていたんだなと気づいた。

だから、うーん、なんというか、今はまだうまく言葉にできないけど、
そうやって、もっと、いろんな人と関わって、生きていきたいなと。

謙虚に、というと、うーん、なんか違うんだけど、でも、そう、本当に、それぞれがそれぞれの物語の主人公なんだっていうことかな。そこに戻っちゃうな、今はまだ。

毎秒毎秒を大切に、すべての人を、人との関わりを大切に、今を生きていきたいと、そう思えたとても素敵な映画でした。

明日からも楽しみ!


見終わった瞬間の感想はfilmarks に書きなぐっているので、よければ是非に。


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