日本の労働運動その2

 現代日本には労働運動がない。全く機能していない。ならば「日本の労働運動」を読んだ私が、著者である片山潜の意思を引き継いで、日本の労働運動をRebootさせてやろうではないか。
 私は、現代の労働者階級の多くが、劣悪な労働環境に置かれていることを理解している。
 ある女性らは、日本政府、警察、公務員と金銭癒着する性的人身売買業者の手に落ちて、毎日多数の男らの性奴隷となる。ある者は撮影された動画が世界にばら撒かれ、見知らぬ男どもに慰み者というレッテルを貼られて一生を歩むことになる。日本の女性は常に性犯罪の脅威に怯える。満員電車では精子を衣服に掛けられるリスク、職場では精子を飲食物に混入されるリスクに晒されている。
 ある男らは、死と隣り合わせの職、長時間拘束される職、昼夜が逆転する職、長期的にみて健康を損ねる職、創業者の男娼とならねば先がない職に就かざるを得ない。多数の労働者は、ギャンブル、芸能界等への推し活、性風俗、肥満への道に導く中毒性のある乱れた食事などといった皇室、日本政府が用事した浪費装置によって、資本家階級への道が断たれ、税を好き勝手散財する特権階級(皇室、政治家、旧財閥)の労働奴隷と化することに甘んじている。
 ここにあげた労働者階級が受けた理不尽は氷山の一角である。日本の労働者階級は、特権階級の性奴隷、労働奴隷に甘んじている!このままでは孫子も奴隷身分となってしまう。そのような意識が国民の間に広がっているのではないだろうか。
  1868年、明治維新(革命)から156年経過したが、吉田松陰が言ったという「平等思想」は達成されていない。皇室、政治家、旧財閥の面々が、自らの利益を得るために、又は仲の良い女衒楼主博徒などに忖度したいがために、「平等思想」を阻んでいるのだ。今こそ、労働運動をRebootしよう!
 最後に片山潜の言葉を記す。彼らが灯した火は、100年のときを超えてRebootするのだ! 

官僚は、陸海軍を独占し、又軍備を拡張する為に、人民に最大限度まで課税する。これは鼓舞にはならないことだが、我々は日本歴史を調べていくと、慰めを見出す。日本の歴史は、過去における発展が、常に革命によって行われてきたことを示している。来るべき革命はプロレタリアの革命である。労働者階級は、彼らの搾取どもにたいする大衆の新しい革命によって、資本家の鉄鎖をかなぐり棄てるであろう。

日本の労働運動、片山潜、P382

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