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【読書note】少ない服で暮らす。「制服化」の心得❷

前回の【読書note】の続きです。


この本を読む前から、わたしは『下着』『肌着』『靴下』を3着ずつで暮らしていました。

本の中では「服は愛せる数だけ持てばいい」と書かれていますし、私自身も枚数自体にそんなにこだわらなくてもいいかなと思っています。

じゃぁ、なぜ下着類を3着でまわしているのか?

「わたしのライフスタイルには、3着が必要最低限だったから」です。

わたしは毎日、洗濯をします。
そう考えると2着でもまわせそうですが、実際には難しかったのです。

季節によってはなかなか乾かない時期もありますし、疲れすぎて「今日は洗濯ムリ!」という日もたまにあります。

そんな経験から、もう1着プラスして3着で着まわすと、「洗濯しなきゃ」のプレッシャーからも解放され、気楽に生活できるようになったのです。

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で、わたしは「服の手放し」と同時に、「下着類」の選別もとても大切にしています。

『下着』『肌着』『靴下』などは、衣類の土台となるものです。
お風呂上りや朝の身支度など、一番先に手を通すのがこれら「下着類」です。

この部分のサイズが合わなかったり、肌触りが心地よくないモノだと、なんだかしっくりこないのです。逆に、これらがしっかりと選別された着心地のよいモノだと、それだけでテンションがあがります。

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話は変わりますが、以前こんな経験があります。

すごく気に入って買った秋冬用のブラウスがあったのですが、そのブラウスは首元が広くあいているデザインだったんです。

そのため、当時わたしが持っていた冬用インナーでは、どうしても首元からはみ出してしまうのです。

仕方なく、急遽ブラウスに合わせた首元が広くあいたインナーを買ったのですが、あまり着心地がよくなく、結局インナーもブラウスもお蔵入りになってしまいました。

この失敗以来、わたしは「インナー」と「服」をセットで考えるようになりました。

「インナー」を買うときは「今持っている服」のことを。
「服」を買うときは「今持っているインナー」のことを。


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わたしは「服を減らしたいけど、なかなか減らせない」と友人などから相談されたときは「まず、下着類を見直したら?」と言います。

同じ服を頻繫に着るのは抵抗があったとしても、洗濯さえしていれば同じ下着を頻繁に着るのは大丈夫なはずです。

「このメーカーの、この下着は最高!」というものがあったなら、それを数枚そろえるのもありだと思います。

そうやって、「自分にとって最適なモノ」を選んでいくスキルを構築していくのです。

「下着選び」だって、けっこう難しいものです。

·自分の体をきれいにみせてくれるもの。
·季節に合わせて体温調節をしてくれるもの。
·肌触りがよく、不快感を感じないもの。
·白いシャツの下に着てもひびかないもの。
·日中の活動の妨げにならないもの。

こうやって見ていくと「服」よりも「下着」の方が大切なんじゃないかとさえ想えてきます。

「自分にとって最適なモノ」とは、なにも表面上のモノだけに限ったことではありません。

心地よく暮らすために、モノを選んでいく

服に限らず、すべてのモノで大切にしていきたい心得だと思っています。



ステキな一日を★

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