見出し画像

2021年を振り返る


師走は、「師(お坊さん)が走り回るほど忙しいから」という語源が有力とされているらしい。

まさに言葉通り走るように過ぎた12月。

日々は流れるように過ぎていって、その中にいる私は過去のことは結構すぐに忘れてしまう。
だからこそ、その時のリアルな自分の状態を記録したり言語化することで、自分と向き合う時間を意識的につくるようにしている。

特に今年は「もっとちゃんと自分と向き合う時間をつくりたい」と思っていたので、noteやバレットジャーナルに考えたことや心の内の記録がたくさん残っていました。

そこから今年最後のnoteとして、2021年の振り返りを。

過去の私が綴った2021年の目標


改めて読み直してみると、今ほど自分の心の内を言語化することを習慣としてなかったけれど、今年はどこかでやりたいと思っていたことに挑戦できていたのかなと思う。

2020年の3月頃がとてもとても苦しくって、そこから持ち直した去年があったから、今年は「自分が心地よく生きたい」「長期的に理想の生活を送れるようになりたい」「挑戦できることは小さくてもしてみたい」という思いが強くなったのだと思う。

暮らしに目を向ける


ずっと心のどこかで「暮らし」というものが好きで、それらに関わりたいと思っていた。
でも、インテリア関係の仕事でもなければ暮らしに精通しているわけでもない。なんなら、暮らしを大事にできるほどの余裕は今までなかった。

だけど、転職を機に心の余裕ができたことで手始めにインスタグラムに自分の「好き」の記録しようと決めた4月。

私自身、楽しいのはもちろんのこと、継続していく中でたくさんの人に見てもらえて、コメントを通じて友人と交流したり顔も知らないフォローワーさんに励まされたりしました。

最初こそ、暮らしのことだったりマインドのことだったりをキャプションを丁寧に書いていくことを目標にしていましたが、最近はほぼ日記状態。

それでも、ずっと見てくださって反応いただいたり、どこからか見つけてくださったり。


ずっと自分が心地よく生きるために暮らしを紡いでいきたいと思っていますが、やはりたくさんの人に見てもらえることもモチベーションになる。

ほんとに見てくださっていつも反応してくださる皆様には感謝してもしきれません。


また、いろんなアカウントやYouTubeチャンネルを見て「自分の理想とする生活とは?」と考えることができて、自分の生活に取り入れたり、心豊かに過ごすことにフォーカスした生き方にシフトしているように思います。
これはかなり自分に大きな影響を与えることになっている気がする。

やや偉そうな文章ですが、以前noteでも暮らしに関わることによる夢を書きました。気づいただけなのに、なぜこんなにも自信ありげに書いているのか今ではとても不思議なのですが(笑)、芯の部分は変わらないです。

誰でももっていて軽視しがちだけど、生きることの根幹ともいえる暮らしのことは、自己満足でもずっと発信できたらいいな。


書くことを習慣化する

これもひとつの目標というか憧れからきているものであるのですが、素敵な文章を綴ることができる人に惹かれる。

私は自己表現が苦手で心の中ではいろいろ思っていても、適切な言葉や表現が沸き上がらなくて我慢していることもしばしば。

それから脱却したくて、noteを継続して書くことを決めました。

日常のふとした気持ちを掘り下げることは自分の気持ちの整理もなってよかったのはもちろん、自己理解にもつながる。

バレットジャーナルで毎日の記録、週の記録、月の記録と書いていても、ひとつのことについて深めることはなかなかしていなかったので、バレットジャーナルだけでは知らなかった自分に出会うきっかけにもなりました。

どれだけ推敲しても自分の考えや表現に自信がなくって、公開するときはいつもどきどきする。そんなときに思いがけずコメントをいただいたりすることもあって、救われることも多い。


こう思うとどれだけインターネットの世界に私は支えられているのだろう。

文章を書くことも写真を撮ることも自分のためにしかしていないけれど、この世界に味を占めた私は見てもらうことに貪欲になり始めた。

承認欲求のために何かを生み出すことは決してやりたくないのだけども、自分の内を放出することで自分自身が救われ、さらに誰かの心の琴線に触れたらそれは嬉しいことだなと思うのです。


知らない表現・ものに出会う

自分の感性を磨きたくて、様々な展覧会や個展に行き、たくさんの本を読みました。

自分に持っていない考えは世界を広げてくれるし、歴史や作者の思いを知ることで作品をより理解できる。それらは生き方や考え方に影響しているように思います。

よいアウトプットをするためには、インプットも必要。表現や感じたことをたくさんメモして自分に生かしていきたいなと思います。
これは今年やりきったな~!というよりは、これからも継続したいと思うこと。

来年は特に写真についてのインプットを増やすのが目標。

ずっと感覚で撮り続けていて、それでもいいと思っていたけれど、好きな写真を撮る方をもっと知れたら、自分の写真の表現が広がるかなと思ったり。

日常を紡ぐ人でいたいので、飾らない日々を撮っていきたいな。


こちらに彼とともに日々を写真で綴っています。
より日常の写真を載せたいし、このアカウントはいろいろと改善の余地ありなので来年頑張りたいのです。そのためにもたくさん写真を撮りたい。


ひとり時間を大切にする

知らない土地に住み始めたこと、情勢によって、気軽に人に会えなかった。それもあって、ひとりの時間を去年以上に大切にできて、なんならひとり時間が結構好きなんだなと気づくことができました。

今、ちょっと落ち着き始めて周りの人の活動が少しずつ増えていっているけれど、私は変わらずひとりでいたり、ふたりで会うことが多い。

もともと大人数で集まってわいわいするのは得意ではないけれど、それらが特別嫌というわけではなかったから、2年前までは休日は予定でびっしり埋まることがほとんどだった。
それが悪いことではないし、友人と会うことでエネルギーが回復することもあるけれど、余白のないスケジュールは心が疲弊することにもなっていた。


ひとりでいると自分の感性が研ぎ澄まされて、創造することや何かを知ることがとっても楽しいことを感じて、自分を大切にすることに充実感を感じるようになりました。

誰かに会うことに使っていた時間を新たな感性や自分をや自分を知ることに使えるようになったことは、誰かと会うことでは得られないものに出会えることを知るよい経験になったと思います。

もとの生活に戻ったとしても、自分の時間は私にとって必要なものになりそう。


2021年総括


今までは人とのリアルな出会いによって刺激されることが多かったけれど、2021年は自分と向き合って「自分にとって大切なことや実現したいことは何か」ということに沿って少しずつやりたかったことができたのかなと思います。

それによって、今まで知りたかったけどそんな余裕がなかった芸術や本にも触れ、自分を磨く一年になったと思う。

冒頭の記事にて目標に挙げたことでの達成度でいうと、
・理想の生活を紡ぐ→〇
・美容に目を向ける→〇
・お金の勉強をする→◎
・人とのつながりを大切にする→△

といったところでしょうか。

自分時間が好きすぎて会いたい人全員にはいまだ会えていないけれど、たくさん会うことより、会いたいなと思ったときに会ってくれる色褪せない友人たちを大事にしたいな。

今年のnoteの記録はこちらから。
noteでもたくさんの方に出会えました。
文章を書くことを続けることができたのは、紛れもなくここで見てくれる方々のおかげです。いつも見てくださっているみなさま、本当にありがとうございます。

2022年も文章を書くことをやめないでいたいな。


どうやら今夜から年始は冷え込みそうです。
どうぞ、あたたかくしてお過ごしください。
素敵な1年がやってきますように。


この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,445件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?