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100 My Licca「わたしのクローゼット」展の話

GWは特に遠出もせずに過ぎ去って行った。
夫の事業が窮地に立たされている現在(進行形)、我が家はGWに浮かれている余裕はないのだ!泣笑

そんな中唯一外出らしい外出をしたのは、渋谷でヒカリエで行われたこの展示を見に行ったのみ。私の作品も展示された。

数か月前にインスタでたまたま目に入った募集要項を見て参加してみた企画。

単純にリカちゃんにつられて飛びついたんだけど(お人形大好きおばさん)そもそもこの企画の主催は、New Makeというコミュニティ。

New Make
毎年日本で廃棄される衣服、15億着。
環境問題・ファッション業界の構造的問題というマクロな視点も大切だけれど、色んな人の想いと手を通じて生み出された新しい服が、誰の物語を纏うことなく捨てられていくというミクロな視点に立っていたい。
大きな社会問題にではなく、人としての大切な感覚に向き合っていたい。大切な想いと温もりのバトンを、次の誰かに渡せないだろうか。
個人が活躍する時代。だから個人のクリエイティブが踊る場所を用意しよう。生み出されてきたことへの敬意と、新たに育んでいくことのワクワクと共に。
NewMakeは、服を通じて、大切な想いと物語を纏う新たなコミュニティです。

出典 https://www.andstory.co/communities/1

こんなコミュニティがあるんだ~。と初めて知ったみたいな気がしていたけれど、よくよく考えてみたら自分の好きなクリエイターさんもこのコミュニティ主催の企画に参加していたことを思い出した。
そして活動拠点としているのが原宿にあるNew Make Labo。ちょいちょい通る道なのにこんな施設があるとは知らなかった!

New Make Labo
循環型ファッションの実現化を目指すファッションコミュニティ「NewMake」のアップサイクル拠点として、2021年7月に開業。単体の企業だけでは解決できない衣料品ロスの課題に対し、個人のクリエイティビティを活かして企業と個人が共創し、課題解決に臨む場所です。取組みに共感いただいたブランドから無償で提供される、余剰在庫品など廃棄予定の商品や素材ひとつ一つの想いを受け継ぎ、コミュニティメンバーがサステナブルなもの作り・アップサイクルを手掛け、新たな価値づくりに挑戦します。

出典 https://www.hikarie8.com/cube/2023/04/100-my-licca.shtml

リカちゃんを受け取りに行った時も、何人かのメンバーさんが各々の製作をしていて和やかな雰囲気。入っていくのは勇気がいるけど、こんな風にいろんな人たちと交流しながらモノづくりができたら楽しいだろうな~と思った。

そして企画に参加するとリカちゃん服作りのワークショップに参加できる!ということだったけど、応募者多数で抽選に外れてしまったので残念ながら自力で製作することに。
(ワークショップの様子は後日アップされて、型紙などもダウンロードできた)

指定期間中に自宅で夜な夜な部屋にこもり、日々のストレスを発散・浄化させるかのようにリカちゃんをかわいいかわいいと愛でながら作品を作りあげた。
出来上がった作品は、完全に自己満足だし恥ずかしいからあんまり見せないけど笑。


105人の思いが詰まったリカちゃんがずらり。


展示スペースはピンクでまとめられたとっても可愛らしい空間だった

スタッフさんのお話によると、クローゼットの中をかき分けて宝物を見つける、、みたいな空間をイメージしたとのこと。ここにも廃材などが使われているらしい。


アトリエをイメージしたスペース、かわいい…



フォトスペース

リカちゃんを持参して一緒に撮影している人もいた!映えるよね~


かわいいメッセージを見てキュン。

自分たちの作品を見て子供たちに何か感じてもらえたのならすごくうれしいなあ。

展示されている作品一つ一つのエピソードをまとめた冊子をもらえたんだけど、家に帰ってからじっくり読んだ。あの空間にあった作品に思いのこもっていないものは一つとして無い、全てに時の流れと感情がある。そう思うと胸が熱くなった。

"もう要らないもの"と捨ててしまえばそれまでだけど、こんな風に形を変えて新しい宝物を作り出すことができるって素晴らしい!
忘れていた思い出、大切なことに気付かせてくれた。
素敵な企画に参加できて良かった♪


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