真心について～【Q 恋と愛の違いは？】答えは「恋は下心、愛は真心」です④～

このシリーズでは、

「恋は下心、愛は真心」という格言(!?)について考察しています。

(これまでの記事はこちら→恋について、下心について、愛について）

そして今回が最終回。

「愛は真心」の「真心」の部分を考察して、

格言をまとめていきましょう。

【この記事はこんな人にオススメ！！】

●恋の悩みで何も手につかない人
●恋をしているが、嫌われるのが怖くて、何もできない人
●今、お付き合いしている人がいて、今後も長い間お付き合いを続けたい人

これまでの振り返り

これまでの「恋」「下心」「愛」の考察から、

①心の底から人を好きになる。
②好きになった人と恋人同士になるために、自分を磨 く努力を重ねる
③晴れてお付き合いが始まる。
④何度ものデートや同棲を経て、一緒にいる時間を伸ばしていく。
⑤結婚、出産などの形で家族を形成し、生活を共にする。
⑥生活を共にするパートナー、家族を大切にする。

という恋愛の段階を、

①～③の「恋の段階」、

④の「恋から愛への気持ちの昇華」、

⑤⑥の「愛の形成」

と分けることが出来ました。

そして、「愛」の形成段階が恋であり、

「恋を実らせ、愛に近づいていこう」とする努力の源が下心とまとめました。

さて、「恋は下心、愛は真心」だとすると、

なぜ「愛は真心」なのでしょうか？

「真心」とは？

例にならって「真心　意味」でググってみます。すると、

誠の心。いつわりのない真実の心。赤心。

と出てきました。

さらに、「誠」の意味を調べてみます。

●事実の通りであること。うそでないこと。真実。ほんとう。
●偽り飾らない情。人に対して親切にして欺かないこと。誠意。

という意味が出てきました。

つまり真心とは、うそでない心、真実の心という意味となります。

「真心」は、「真心こめて作った料理」などの使われ方をします。

これは、「あなたが健康にお腹いっぱいになりますように」といった、

相手のためだけを想ってつくった料理という意味になります。

「おいしいと言ってほしい」

「料理上手とほめてほしい」

といった、自分の願いは二の次なのです。

「愛=真心」とは？

では「愛=真心」だとすると、何に対してうそでない心を持つことなのでしょうか。

ここで愛の意味を思い出してください。

前回、「愛」とは、

●いま一緒にいる人と 「離れたくない」という気持ち。
●いま一緒にいる人を大切にする気持ち

と説明しました。

「愛=真心」とは、「この人を大切にしよう」という、気持ちにうそ偽りがないことを表しています。

「(自分が)～したいからこの人と一緒にいよう」という自分本意の気持ちや、損得勘定が一切なく、

ただ純粋に「一緒にいたい」「大切にしよう」という気持ち。

そんな気持ちだからこそ、「ただ相手のために◯◯する」といった行動が起こせるのです。

親子の愛情

「子どものためなら死ねる」と言う親がたくさんいます。

こうした言葉は、親の子に対する、うそ偽りのない愛する気持ち(愛は真心)から出てくる言葉なのでしょう。

つまり究極の愛する気持ちこそ、「愛は真心」の状態なのです。

【恋と愛の違いは何？答え「恋は下心、愛は真心」】とは？

ここまで述べたことをまとめると、

恋愛において「恋」と「愛」は次のような違いがあるといえます。

●恋は「相手と付き合いたい」など自分本意の気持ち。
●愛は「相手にしてあげよう」という相手を想う気持ち。

そして、恋・愛のそれぞれの気持ちが高まって、次のような気持ちの変化が起こります。

●恋は「付き合えるように努力しよう」など、自分の願いをかなえようとする気持ちへの変化(=下心)
●愛は「相手が幸せを感じてくれればいい」という、一切の下心なく相手を想う気持ちへの変化(=真心)

前にも述べたように、これは「あの人が好き」という気持ちの移り変わりです。

恋や下心は「ダメだ」とか「未熟だ」という意味ではく、

人を好きになる誰もがたどる道なのです。

まとめ～今、恋愛で悩んでいるあなたへ～

人を好きになることは、人を心から大切にできることであり、とても素晴らしいことです。

そして、自分や親・兄弟以外に自分を大切にしてくれる人が見つかるという幸せへの第一歩です。

今あなたは「恋は下心、愛は真心」のどの段階にいますか？

その段階から１つでも昇華した段階へステップアップするために、

今あなたができることを全力でやってみましょう！

きっと次のステップで、

相手との距離が縮まった
自分が成長した
など、何かしらの成功や成果が待っています！！

そして、お互いにどんどん魅力的な人となり、

1人の人としても、2人そろっても、かけがえのない存在になってください！

この記事をよんでくださった

あなたと、あなたの好きな人が結ばれますように。