そうだ、ラジオを聴こう
毎朝、違うアーティストの音楽を聴く。
電車に乗りiTunesを開き、その日の気分でアーティスト名を入れる。昨日と同じ日もあれば、最近の流行りを聴いてみたいという日もある。一週間同じアーティストを聴き続けることだってある。
この日は、マカロニえんぴつと入れた。
-いや、この日も。
ここ数日ずっとマカロニえんぴつと入れている。もう「ま」と打てばマカロニが出てくる。その次にはえんぴつも続く。もう心がiPhoneにバレている。
電車でぼーっとしながら聴いていると、あるフレーズが鮮明に聴こえてイヤホンに集中した。たまにある。突然曲が語りかけてくるこの現象。名前があるとしたらとても知りたい。
最低限の生活には
洗濯機と君とラヂオ
週末は踊ろうよと
誘ったが、実は興味ない
/洗濯機と君とラヂオ
いまの自分の生活と重なった。
テレビをつければコロナの話、バラエティを見てもなんだか笑えない。とりあえずチャンネルをまわしてみるけど大抵そのまま切ってしまう。
ラジオはどうだろう。リスナーからのメールが読まれ、音楽が流れる。いわゆるコロナ疲れを感じさせることはなく、無理に笑えとも言ってこない。とても平和な世界が広がっている。
ラジオはいい。
ちょっと疲れた人は、ラジオのチャンネルをまわしてみてほしい。わたしのおすすめはもちろんFM802。その名のとおり周波数は80.2MHz。この周波数で生きたいとさえ思うほどに居心地がいい。
最低限の生活には、洗濯機と旦那とラジオ。ありがたいことにすべて揃っている。そしてそのすべてが家にある。家でできることはまだたくさんある。こんな時だからこそ「居心地がいい」がたくさん詰まった家にしたい。しよう。
さて。
明日はどのアーティストを入れようかな。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?