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究極の一枚。

今の体温 35.7
風邪の熱感がだいぶひいてきた。
残ってるのはノドの痛みと、鼻水。
汗でべとべとなのでシャワー浴びたい。

私はデニムが好きだ。
ブランドにはこだわりがなく、デザインと着心地のみを重視する。

デニムと言ってもジーパンではない。
普段はスカートなので、Aラインのパッチワークスカートを選ぶことが多い。
今までに30枚ぐらい、買っては手放し、買っては手放し・・・ということを繰り返して来た。

そして気づいたこと。

・パッチワークはデニムオンリーで
以前、花柄プリントをミックスしたタイプを好んでいた私。
しかしその手の「あたたかみ」みたいなものが実は苦手。
フェミニンさをプラスしたかったのだが、そういうのに使われるプリント生地は何となくダサいものが多い。
ダサい花柄にはハンドメイドくささが付随してしまうため、花柄NGでいこうと決めた。それが3年ほど前。
デニムのみのパッチワークだとテクスチャーの表情が感じられて洗練されて見える(ような気がする)。

・シルエットはあくまでもAライン
Aも色んなシルエットがあるが、三角だと明確にわかるものがいい。
風でめくれたりしないけど、たいがいの大股は平気な感じのAラインで。

・ほつれやダメージは最小、きれいめに
私にとってデニムの理想形は白いレースとのコンビネーションである。
避暑地の美少女である。←美は必要なのか。ハイ、必要です。
またはカジュアルスタイルの歌姫である。
ロックやハーレー・ダビッドソンじゃなくて、ロマンチックの中にカテゴライズされるデニムファッションを追求しているので、汚しはいらんのだ。
そんでアメリカじゃなくてヨーロッパね。

・今後はパッチもこだわりたい
ブランドにこだわっていないのでパッチはノーチェックで来た。
実際、手持ちのデニムにはパッチなんか付いてない。
デザインのディティールとしてカッコいいので、今後、リメイクとして何か付けてもいいかなと思ってる。

・着心地重視
固くて動きにくいとか、重いとか、無理。
交通事故に遭ってムチウチがまだ治らないので、実際問題としてストレスの多い衣服はもう着られないと思う。
軽く、柔らかく、ストレスのないデニムでいこう。

つい先日、実家で20年物のデニムスカートを発掘した。
生地もへたっててみすぼらしい。すぐに廃棄処分・・・と思ったのだが、実はこれ、上記条件をすべて満たす良品だった。

縦の細長いパッチワーク、Aライン、ダメージ加工なし、柔らかめ。
レースのブラウスが似合そう。
ビンテージのかごバッグも、ストローハットも似合う。
アナベルのドライフラワーも似合うぞ。

なんだ、昔からわかってんじゃん私。
元々は安っぽいプラボタンが付いていたはずだが、ボブソンみたいなメタルのボタンに交換されてオシャレになっていた。
このボタンは覚えてる。数をかぞえて「ちょうど足りる」と言った記憶がある。母に頼み込んで交換してもらったのだ。
母は洋裁学校に通っていたためこういう作業が苦手ではないので助かる。

存在を忘れるほどご無沙汰だったけど、再会して一目ぼれ。
すでにヘビロテしている。
ヒップハングなのでウエストも楽ちん。
パッチを付ける必要もない。

きれいなラインしてたんだね、知らなかったよー

最近買ってる奴は生地がしっかりしすぎていて重いんだよね。
その点、これは軽くていい。
理想の一枚をすでに持っていた。
ハードに断捨離してたらとっくの昔に手放してたはずだ。

ぐずでいいこともあるんだね。

つらい毎日の記録