2021年▷▷ふりかえり【#今年のわたしの漢字】
2021年1月14日(木)
午後のおだやかな西陽がはいる我が家で新年の書初め会を開催しました。
毎年新しい年がくると「今年1年間のわたしの漢字はこれ!」なる想いの語り合い会を開催しているんですが、今年は初めてそれを書におこそう!となったわけです。
書道を習っていたわたしの母は書道道具から高級半紙まですべて揃えてくれて、それを奈良の実家から借り大阪の我が家でみんなが集合。
ま・ず・は、
今年の各々の漢字を決める語りの場からスタート!!!
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ある友人は家庭をもつことを大きな目標に、まずは大切に想い合えるパートナーから。どんなことも大きな懐で受けとめてくれる彼女は堅実的でいて安定志向だからこそ動きが受動的になることも多いんだけど、だからこそ何事も前進あるのみいうことで
「進」
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また別の友人は“プライベートも仕事みたいに半期や四半期で目標を決めて進捗状況を確認すれば進み方は早いよね!”なんてストイックなことを言っていて。具体的な目標ももちろんあって、自分の部屋を整える(大掃除&リノベーションレベルの大改造)か、運転免許をとるか、新しいパソコンを買うのもいいなって言ってました。
見直して整理して、余白ができれば何かを入れることができる。そうじゃないと入ってこない。だからこそ余白をつくるようにしたい。
「新」
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さて、わたしはというと。
2021年は退職、働くことを意図してしない時間をたっぷり持つ予定。そして年末には地元を離れて移住をする、ここ10年間ぐらいで1番の大きな変化の年。
わたしは「〜しなければいけない」という自分への厳しいストイックさによって今までずっとたくさんのエネルギーをもらってきた。長女ゆえの完璧主義の負けず嫌いでやり抜いたこともいっぱいある。
けど、もっと肩の力をぬいて「まぁいっか」の言葉を言えるようになりたい。そのほうがきっと自分だけじゃなく周りの人も大切にできる気がしているから。
だからこそ、働かない時間をつくろうと思った。世間の大多数から抜け出してみようと思った。そんな自分も、まぁいっか♪って言えたら素敵だと思うから。
目的・目標に向かって適材な手段を選んで効率的に行動するばっかりじゃなく、自然に起こったこと(自分の思いとはむしろ異なること)が今の自分にきっと意味があるんだろうなってニヤリとしながら受けとめていきたい。
もし仕事を辞めようか人生の休憩時間を持とうか迷っている友だちがいたら私は心から「いいよ、いいよ、人生長いんだからその時しかできない経験がたくさんあるよ」って言ってると思う!!
そこまでわかっていても今まで環境のせいにして変化してこなかったように思う。
だから、ほかの人よりちょっと強い想いのある今の芯の部分はそのままで、予想していない出来事にも心のままに柔軟に受け入れることができるように。矢をひいた弓がどんなに撓(たわ)んでも折れずにいるようなイメージで。
「撓(しなやか)」
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結果は見事大成功、かな。(笑)
友人のいう『余白の心と時間のおかげで』今までみたことのない世界があることを知ることができた。
自分がずっと大多数側にいて、無自覚のうえでだれかのことを見てみないような行動をとっていたかもしれない。
まずどんなことであっても思ったことそのものは否定しようのない事実で、まずは全身で肯定して受けとめたいと思えるようになった。
石橋叩き過ぎてる間にやってみちゃうことがどれだけ大事で最高なことなのかも実感できた。
友人が年の瀬に贈ってくれた言葉がなによりも佳い年の締めくくりだと思っています。心からありがとう!
来年もそのままの私で、つい甘えちゃう家族の前でも焦らず苛立たずいつもおだやかに、いたいと思います。
どんなこともユーモアで面白がりたい、2022年の漢字はあれにしようかな。
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