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本屋に散歩にでかけて買った本 5冊【2024/07/13】

これといった趣味がないなあ、趣味をつくらないとなあ、ともやもやしていたのですが、そういえば「本屋や図書館をぶらつくこと」を趣味にカウントしてよいのであれば、趣味かもしれない、と思い始めました。

とはいっても、それほど頻繁、あるいは定期的に行けてないなあ、というのが近況です。
というわけで、ひさびさに昨日、本屋に散歩にでかけてきました。
一応、ぱらぱら眺めてみたい本が2冊あったので、それを眺めてみるのと、気晴らしに1時間ほどぶらついてきました。


気になる本のリストアップ

気になる本をリストアップしておきたい派なのですが、リストをきちんと管理したいとは思いつつ、できていないです。
前に運用しようとしていた、本のリストアップは以下のようなものでした。

①近所の図書館に所属されている本:図書館の「マイページ」にリストアップ+amazonの「ほしい物リスト」の「図書館にある」にもリストアップ
②近所の図書館に所属されていない本:amazonの「ほしい物リスト」の「書籍」にリストアップ
③三省堂か丸善に取り置きをお願いしたい本:三省堂か丸善のアプリにリストアップ

ですが、今はすべて、amazonの「ほしい物リスト」の「書籍」に入れることに一本化しました。

さらに本当は、蔵書のリストも作りたいのですが、それははなから諦めました。蔵書といえるほどの冊数も持っていないし、本を集めるつもりもないし、ただ同じ本を何冊も買うことを避けたいとは思うのですが、それもまあいいや、と諦めることにしました。

紙の本を買うか電子書籍を買うか

ここ5年くらいは、本についてはお金に制限を設けず、気になったら買う、ということを試みています。
とはいっても破産しても困るので笑、前に記事を書いた書籍要約サービスを利用していて、最近話題になっている本は、このサービスのおかげで読んだ気になって済ますものが多いです。

そして、家が狭くて蔵書を増やすわけにもいかないので、ここ5年くらいはできるだけ電子書籍を買うようにしています。
とはいっても、そもそもそれほどまめに本を読むタチではなく、積読派、つまり買って満足してしまう派なので、電子書籍もkindleに並ぶ表紙を見て「あ、読んでない本が増えてる。。。」となっています。

そんな中でも紙の書籍を買うこともあります。
紙にするか電子にするか、の基準もさまよっていたのですが、数年前からは「子どもにも読んでほしい本は紙に、そうでもないものは電子に」という方針に一本化しました。
電子書籍は、主に自分の仕事に関係ありそうとして購入したものが多いです。あと、電子でいいのだけど紙しかないものは、買うかどうかいったん寝かせておいて、その後思い出しても買おうと思ったら買うことにしています。

できてないのは、「読書メモ」

私の場合は、本を読むのは基本的に手段で、本から学んだことを実生活や仕事に活かしていきたい、というタイプです。その例外は、最近定期購読を始めた『&Premium』くらいでしょうか。

本から学んだことを活かすためには、いつでも参照できるように手元に「読書メモ」をおいておきたい派です。
が、いまだに「読書メモ」はうまく作れたためしがありません。
まず、「読書メモ」を電子で作りたいのですが、だいたい抜書きで作ろうとして途中で挫折します。
kindleでラインを引いた箇所を抜き出すtipsを会得できていません。
そもそも、まだまだ電子書籍での読書に慣れません。途中で必ず意識が遠のきます苦笑。なぜなんでしょう??

kindleでラインを引いた箇所を抜き出すtipsの会得、来年のやることリスト入りかなあ。。。

今回買った本 

今回の1時間程度の本屋への散歩で買った本は計5冊でした。
まず、入口近くの話題の本コーナーに積まれていた本から以下の2冊を買いました。

『最強の勉強法』は近年ブームも終わりつつあるかもしれない、「最強の」シリーズもののひとつでしょうかね?
まあでも受験を控える思春期の子どもが読むと面白いのではないかと、買ってみました。
これから読みます。

『生きのびるための事務』は、ぱらっとめくってみて衝撃を受けたので、思わず買ってしまいました。
まず、ソフトカバー本なのですが全編マンガということに驚きました。
そして、「イメージできることは全て現実になるんだよ。ただ誰もやっていないだけ。頭に浮かんでいることは誰しもが実現できるんだよ。」から始まり、刺さるフレーズのオンパレードでした。
H.D.ソローの『森の生活 ウォールデン』のフレーズが引用されていることも気になりました。
この本でいう「事務」とは「段取り」のことであり、お金とスケジュールの管理のことを指しています。
好きなものごとを「将来の夢」ではなく「将来の現実」と決めて、それを実現するために必要な「事務」能力を実践を通じて育てていく、といったストーリーで、著者の坂口恭平氏の実話に基づいているようです。
「ジム」という名の架空の人物と本人との対話形式で進む、という展開も洒落ています。なぜ「生きのびるための」なのか、またそのために坂口氏が何を実践しているのか、ということにも感動しました(ネタバレしないようここでは書きませんが)。
そもそも主人公の坂口氏が、早稲田大学建築学科卒で卒論で賞を取るくらい優秀だから、ということを差し引いても、「夢を現実にするたった一つの技術」としての「事務」の重要性とその継続のコツを語る本で、現代人の潜在ニーズにマッチする本だと感じました。

思えば自分の人生も、「将来の現実」といえる程度に具体的にイメージできた事柄については、たいてい実現しています。
ひとつは家を買ったこと。就職してすぐに「10年後には頭金1,000万円貯めてマンションを買う」と決めて、だいたい予定通りに貯金が貯まり、家を購入しました。
この『生きのびるための事務』は、自分の第二の人生の24時間スケジュールと年収を「将来の現実」として具体的に設定して、実現に向けて動き出そうと決意させてくれる、そんな後押ししてくれる本となりそうです。

もう1冊も話題の本コーナーにあり、どちらかというと仕事に関係ありそうな本として買ったのですが、子どもが読んでも面白そうな新書だからという理由で紙の本を買いました。

ウェル・ビーイング(well-bieng)という概念が今はある程度広がっているように思いますが、今から10年以上前に、著者の前田隆司氏がウェル・ビーイングについて工学からアプローチされていたことは知りませんでした。
これから読んでみます。

最後の2冊は、仕事に関係しそうなもので買ったもの。

『エビデンスを嫌う人たち』は、新聞に書評が出ているのを見て、本屋でぱらっとみて電子書籍を購入しました。

その同じ棚に似たジャンルで面白そうな本がいくつかあり、その中で子どもが読んでもおもしろいかも、という理由で『科学がつきとめた疑似科学』を買ってみました。

《科学否定論者に共通する5つの特徴》
1 証拠のチェリーピッキング
2 陰謀論への傾倒
3 偽物の専門家への依存
4 非論理的な推論
5 科学への現実離れした期待

『エビデンスを嫌う人たち』より

上記の2の陰謀論を除くと、ほかはむしろ、「科学」を肯定しているというか盲信しているというか、ですよね。「科学否定論者」というよりは自分の意に沿わない科学を否定する論者、ということなのかなあ、と思いました。

おかげで「積読」から脱した本

帰ってきて『生きのびるための事務』を読み、その流れで、積読になっていた『シンプルに暮らそう!『森の生活』を漫画で読む』を読んでいます。

ちなみに私は、子供の時からずっとマンガは読まない派で、その理由は「1回しか読まないからお金を払うのがもったいないから」という、こましゃくれた子でした。
今でもマンガは基本的に買わないのですが、文書の本だと挫折しそうなものがマンガ化されているものは、買うようになりました。
むしろ、文章のみでいくら例示を工夫してもわかりにくいものは、マンガや図表・絵を盛り込んだ方がいいのではないか、と思うようになってきました。

もうこれも15年くらい前でしょうか、大学時代の友人で、アメリカの超有名大学に留学していた人が「アメリカでは本が難しい場合は、理解できないような難しい本を書いた人が悪い、ということになるけど、日本では難しい本をありがたがるとか、理解できない人が悪いとなるよね」と言ったのでとてもびっくりしたことがありました。
それ以来、自分のマンガや絵が多い本への躊躇がなくなったように思います。

以上、2024年7月13日に買った本、でした。

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