十年越しの願い、チューリップの溢れるオランダのキューケンホフ公園に行ってきた
春になると行きたいと長らく思っていたところがある。
それが、このキューケンホフ公園だ。
オランダのアムステルダムからそう遠くないリッセにあるチューリップで有名な公園で、春のチューリップの開花時期にのみ開園している花の公園なのだけれど、十年以上前からいつか行きたいと思いつつ、なかなか機会がなかった。行こうと思えば行けるけど、わざわざ行かなくても、というような気持ちもあった。
たまたま友人のお母さんが毎年ガイドツアー的なものをやっていたらしく、今年は家族だけで行くけど、一緒に行く?と声を掛けられたので、一も二もなく行くと即答。
本当はもう少し早い時期に行く予定だったのが、たまたまその週末は雨模様だったため、先日やっと念願のキューケンホフを訪れることができた。
当日は、抜けるような青空で、暑すぎず寒すぎずの心地良いお天気。
週末ということもあり、かなりの人出だったが、それでもチケット売り切れになるほど満員ではなかったよう。
32ヘクタール、東京ドーム7個弱もあるかなり大きい公園で、気付けば4時間くらい滞在していたけれど、飽きることなく楽しめた。
というのも、毎年のテーマに沿って、植え方などが変わっているそう。
今年のテーマは、Flower Classics。
趣向を凝らした庭園を見ているだけでも楽しいし、自然の中に包まれて、日頃のストレスも散っていってしまうように感じた。
それにしては、ちょっと人が多すぎるけど。
入園時間ごとに販売されているチケットはオンラインで購入済。
ちょっとだけ時間をつぶして、いざ、中へ!
中に入ると、すぐに一面のチューリップが!壮観。
私はひたすら写真を撮りまくってしまったけれど、本当にいろいろな種類のチューリップがあり、よく見るオーソドックスな形だけでなく、見たこともないような形のものもかなりあった。
また、色の組み合わせなども、その場所によって異なり、どれも本当にため息が出そうだった。
どんどん歩いていくと、まだ奥がある、まだこちらにも…とどれだけ歩き続けても、なかなか一周できない。
途中にパビリオンも何か所かあり、その中では、チューリップだけではなく蘭やアマリリス、紫陽花などいろいろな花もデコレーションと共に展示されていた。
外は、見て回っている人たちは勿論、ピクニックのように寝そべって日光浴している人たちや、ひたすらポーズ写真をとりまくっている人たち(物凄いピンヒールでよく歩き回れるなと感心)、スマホやカメラで撮影している人たち、のんびりベンチに座って眺めている人たちなど、もう老若男女、しかも駐車場でも驚いたけれど、もう本当にいろいろな国から訪れている。
かくいう自分もその一人だけれど、気付けば500枚近く写真を撮っていた。
ほんの一部の写真ではあるものの、キューケンホフの広さや華やかさが少しでも伝わっているとよいのだけれど。
一度行ってみて、また来年以降も改めて訪れたくなったキューケンホフ。
花や緑の持つパワーに圧倒されつつも癒された一日となり、大満足。
来年もまた行こう!
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