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日本の組織開発 QCサークルとは

 こんにちは。えーじです。
 今回はQCサークルについて書いていこうと思います。

1.QCサークルとは何か?

 そもそも皆さんはQCサークルとはなにかご存じでしょうか?
 QCサークルとは1980年代に日本で広まった小集団活動のことです。主に製造業が盛んだった日本では国からの後押しもあり、特定のテーマにおける職場での小集団活動が広まっていき、業務や品質改善について話し合いながら進めていきます

2.QCサークルの3つの型

 QCサークル活動には3つの型が存在します。
 1つが課題解決型。この場合の課題とは現状と理想の状態とのギャップをさしており、どちらかというと組織の強みに着目しながら活動が行われます。
 2つ目が問題解決型。この場合の問題とは過去に設定した目標と現状とのギャップを指しており、どちらかというとネガティブな要素に目が向けられながら活動が行われます。
 3つ目が施策優先型です。これはすでに行うべき施策が明確になっているために現状の把握などを飛ばして施策に取り掛かってしまおうという活動です。
 どれが理想の形かというわけではなく、組織の状態に合わせて行っていく必要があります。

引用元 https://takuminotie.com/blog/quality/%EF%BD%91%EF%BD%83%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F-2/#TQC

3.QCサークルは古いのか

 しかし、QCサークルについて調べてみると「古い」なんてワードとセットで検索されているようです。
 確かに1980年代に日本企業で主流となった活動であるため古いという考えはうなづけます。
 また、QCサークル活動は現場のメンバーが行う活動であるため余計な業務が増えてしまい現場としてはしんどい思いをしているのでしょう。残業などもでずに「会社のために」の代表的な活動ともみられますね。
 QCサークル活動を行う場合は従業員個人にまかせっきりにするのではなく、経営層から直接期待の声をかけたりするなど従業員の負担にならないように意識しましょう。

 それではまた次回!

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