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【理想の姿】感情と信念に出会おう

こんにちは、"_dawn_"です。
今回は投稿企画「#なりたい自分」への参加投稿です。ちょうど新しい仕事にチャレンジしたいと考えていたところなので、これに便乗して、この先やりたい仕事、それを通して自分がなりたい理想の姿を言語化したいと思います。


価値観で仕事を選ぶ

皆さんは仕事を通して何を実現できたら理想的でしょうか?
仕事を選ぶ軸は人それぞれ。スキル獲得やキャリアアップ、年収、ワークライフバランス、いろいろな軸がありますよね。

私の場合は、仕事を通して人が自分の感情と信念に出会う瞬間にたくさん関わりたいと考えています。後半で書きますが、そう思えるような原体験が私にはあります。

そのことに関われるのであれば、年収やスキル、役割といった得るものや結果に関わらず、「やってよかった」と自分の人生に100%責任が取れると思うのです。ちょうど一ヵ月前に、そんな内容の投稿をしました。

そのことに関わるだけでやりがいを感じられるような、情熱を注ぎたいと思える事柄。私にとってそれが、人が自分の感情と信念に出会えるような仕事なのです。では、それはどんな仕事なのか?それはずばりコーチングに関わる仕事です。

なんでコーチング?

私とコーチングの出会い

私がコーチングを知ったのは2020年、コミュニケーションスキルの勉強をしていたときです。
当時、私の所属する会社のセールス部門ではメンバー2人のペア制が始まり、年齢も干支が一周離れた方と一緒に動くことになりました。40歳半ばで前職が大手企業向け人事コンサルタントという一定社会人としてのプライドもある相方。明確な答えがある訳ではないセールスにおいて、社歴や営業成績がどうだからといって教える/教えられるだけの接し方では、良いコミュニケーションは成立しないと私は考えました。

そこで、何かしらコミュニケーションに役に立つものはないかと調べる中で出会ったのがコーチングでした。相手との間に問いを立てて内省を促し、目標達成に向けて自分で主体的に課題に向き合い、自分の答えを出してもらう。その考え方が直感的にピッタリだと思いました。いいものを見つけたと思った私は、さっそく以下の書籍を読んで見よう見まねで普段の接し方に取り入れてみます。

やってみると、これがなかなかに手応えのあるものでした。案件ごとに壁打ちしてPDCAを回し、本人に主体的になって課題に取り組んでもらうことで、社内で少々難しい人とされていたその方とも良好なコミュニケーションがとれました。営業活動において建設的な議論ができましたし、一緒のチームになって連続で予算達成できました。もちろん、これだけが要因で成果を上げられた訳ではありませんが、私にとって一つの成功体験となったのです。

また、思わぬ副産物だったのが、自分自身の商談に活かせたことです。顧客ヒアリングにおいて、相手の言葉を受け止める、判断せずに聞く、言い換えてもらう、対話相手からより多くの言葉を引き出すのに絶大な威力を発揮しました。

問いを立てる対話により、物事が良い方向に進む。

そんな成功体験を得たのです。これは良いぞと。

感情の動く原体験は常に対話から生まれた

思えば、私のこれまでの人生において、感動した場面にはいつも共通の要素がありました。それは、自分や誰かが対話によって「自分の中の感情に気づき、大切にしたい信念を見出した」場面だったのです。

私の実体験でいうと、1度目の転職の折、ひたすらメモ書きで内省することで、仕事やプライベートで感じていた自分に対するモヤモヤの正体を突き止めました。自分との対話を通して「自分には心の底からそうだと思える事柄がない。そのことに時間を使えていないから、何かが欠けている気がするんだ。」と気づいたのです。そこから、「誠を表す」という行動指針を決め、それを実現するための転職をしました。

転職先の会社では、上手くいかないときほど「自分は何を軸に頑張っているんだっけ?」と立ち戻りました。さらに、会社の研修制度でコーチングを受けたことで、自分の行動指針を自分の仕事により強固に紐付けて取り組めるようになりました。会社の意向で自分の役割が突然変わったときも、自分の軸があったおかげで、何のために頑張るのかマインドセットできました。結果が出ているときもそうでないときも、思えばこの時が一番仕事に情熱を注げていたように思います。

でもなぜ、自分は「誠を表す」という行動指針に乗っかれているのか?

この自分自身に対する根源的な問いにも、他者との対話がキッカケで答えを出せました。とある親友の自己開示できる勇気を見て、今まで気づいていなかった、幼少期の体験からくる自分の中の不安や恐れを知ったのです。

やたらと「心の底からそうだと思える事柄」に思い入れを持つのは、過去自分の思ったままの意見を全否定された体験から、自分の中で確信の持てる信念のようなものを持たないと不安を感じるからなんだと。そう気付いて、自分の中に閉じ込めていた感情を成仏させられたような気がしたのです。

これらはどれも、私の職業観や人生観の形成に大きく影響している出来事です。また、自分自身の原体験だけではありません。身近な人が自分に向き合って別人のように変わっていく様を見たことも、私の中で強く印象に残っています。どれも、人が「自分の中の感情に気づき、大切にしたい信念を見出した」場面だったのです。

感情と信念に出会おう

これらの原体験から、私は「自分の中の感情に気づき、大切にしたい信念を見出す」瞬間をもっと創出したいと思うようになりました。

自分の内面に向き合い、閉じ込めていた感情に気付く。それはネガティブなものかもしれないけれど、悪いものだと否定しなくていい。そう感じている自分をまず受け入れる。受け入れた上で、これからどうしたいかが考えられる。その先に「自分はこれをやりたいんだ」と意思をもてるものが見つかる。信念に出会えるんだと。

それを仕事にできたら最高だなと。

私はもっとたくさんの人へ「感情と信念に出会おう」と言いたい。
そのことを通して役に立てる人が沢山いるはず。

自分が今一番確信をもてることです。

それを実現する上で、コーチングが一丁目一番地になると考えました。誰かが答えを教えてくれるのではなく、自らの内省を促す対話。それを通して、その人自身の中にある答えに辿り着いてもらう。これはもうドンピシャだなと。だからコーチングに関わる仕事をしたいのです。今、そこに向けた算段を立てています。近い将来、コーチの資格も取ろうと思います。

ということで、理想の自分に向かうための今後の目標で締めさせて頂きました。ここまで読んで下さり、ありがとうございました。私もこの記事を読んでくださった方にも、価値観に合致して情熱を注げる仕事と出会えることを願っています!ではまた!

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