見出し画像

持続可能な自分へのご褒美:イトウ編

みなさまこんにちは、イトウでございます。

みなさまいかがお過ごしでしょうか、いきなりですが頑張っていますか。
未だかつてこんな雑な問いかけがあったでしょうか。

体育会系育ちですので基本精神論で生きている私ですが、頑張りすぎると味覚がおかしくなります。
口の中が常にキュウリの味になります。
何か食べたときはその味も感じるのですが、基本ベースにいつもキュウリがいるんです。

初めてキュウリと出会ったのは大学四年の後期、そう卒論提出が間近に迫った頃でした。
あと提出まで一週間しかないのに全然完成してないし結構バイト入れちゃったよどうしようどうしようと精神的に追い詰められていたときにふわりと舞い降りてきたキュウリ。
それ以来、いつだって頑張りすぎる、というかストレス状態が続くとこいつは現れます。
素敵な妖精かの如く書いていますが、おそらく何らかの栄養素が欠如しているのだと思われます。

学校でも社会に出ても、時には疲れていようとも進み続けなければならない状況があります。
幾度となく味覚の変動を感じつつ、現代社会を完歩しなければなりません。

自分自身をこの先も継続していけるように
一回きりでなくて何度も立て直せるように持続可能な方法で
ご褒美ライフを謳歌していきましょう。

参考になるかどうかはおいておいて私のささやかな楽しみをご紹介します。

▼自然の中で食べる


まだ小学生にも上がらない年中さんの頃、父と兄に連れられて山に登ったのですが、標高1537mの山頂でお湯を沸かして食べたラーメンは、あれは美味しかったなあと今でも強烈に覚えています。
今の半分の歩幅もない頃ですから山に登るのは大変だったはずなのですが、覚えているのは美味しい記憶だけ。ちょっと休憩しようかと岩の上でかじったチョコレートと山頂のラーメン。
おそらくそんな記憶を原点に、今でも自然の中に身を置いてご飯を食べることに喜びを感じる人間です。

画像1

先月はinov8のオフロードシューズを手に入れたことも手伝って毎週沢や滝に足を運びました。

用事という用事を片付けた休日の帰り道、心地よい達成感を感じながら山でコーヒーでも飲むかと思い立ちました。
とはいえ手元には先ほど耳鼻科でもらった花粉症の薬くらいしかないので一度必要なモノを家に取りに帰ることに。
湯を沸かす用意と、カップとコーヒーも持ってお腹がすいたからコンビニできつねうどんも買っちゃおう。

家を出発し車を走らせて、“こんなところに温泉があるんだ~”なんて発見をしつつ、林道を少し行くと目的地の滝はすぐそこ。

ベンチに腰掛けて、リュックからカップ、コーヒー、ガス、水を取り出すと忘れ物に気が付きました。
“あ、バーナーとクッカーを机の上に置いてきたな。“と。

画像2

でも、ガスはある。
ベンチに並べた持参品を眺めながら頭をフル回転させて何とかならないものかと思考を巡らせたものの、今の私に出来る最大の工程数は水をカップに注いで飲むことだと気がつくと、あきらめて暫く滝を眺めた後に帰ってきました。

そんな失敗もつきものですが、この環境的・設備的条件のなかで何が出来るのかという可能性を拡げながら楽しむ時間が醍醐味です。快適性を求めすぎると、それもう家でいいじゃんという結果になりかねません。

普段生活をしていると、耳にする音楽、目にする建物、口にする料理、先人たちが築き上げた文化の上で生活していることを思い知らされます。そのありがたみを享受しつつも何故だか、流れに反してわざわざその原点に近づいたときに心臓の奥が躍る感覚を感じるのです。THE GEN DAI JINですよね。

原点といっても、別に木の棒で火起こしするわけでもありませんので自然回帰のプロにはそんなの甘えだと言われるのかもしれませんが持続可能な範囲でいいのです。

今度は炭火×ダッチオーブンでパンを焼こうと目論んでおり、GWには自宅で鋳物の鍋を使って予行練習をしました。膨らみは甘かったですが美味でございました。

画像3


時に、自販機でCCレモンを買ってその場でがぶ飲みすることも、ちょっといい服を買うことも、わたしのささやかな楽しみの一つですが、今回は#持続可能な自分へのご褒美ということで自然の中でご飯をたべる編をご紹介させていただきました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?