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「モンクバッグ(monk bag)」製作日誌:草木染の工房を訪ねてきました。

みなさまこんにちは、イトウでございます。

最近暖かくてウズウズしています。
今年はソロキャンに行きたいし、コロナが落ち着いたらバイクで佐渡一周もいいし、新たに習い事を始めてみるのもいいかもしれない…
いろいろ目論んでいますが、いかんせん面倒くさがりなので、やっぱいいやとならないようにここに書き留めておくことにします。

さて、本日はただいま製作中の纏うカバン「モンクバッグ (monk bag)」のこの頃についてお話させていただきます。

生分解性に着目し、綿100%の生地・縫い糸・ブランドネームを、木製のパーツには長野県内で採れた間伐材を輪っか状に加工したものを使用します。

生地には岡山県倉敷の帆布工場タケヤリさんでゆっくりと織り上げられたオックスフォード生地を。
オーダーした生地の一部が届いたので早速サンプルを作成しました。
纏っていない平置きの状態だとこのような感じです。
フラットな見かけによらず驚きの大容量です。

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ご覧の通り、生地は生成り色、ウッドリングは無垢の木の色。
自然であたたかく、やわらかな色合いです。

しかし、欲張りな私たちは、こちらの無着色のものをベースにさらに草木染で染め上げたい!と、草木染の工房にお邪魔してきました。
(生成りファンの方ご安心ください。もちろん、素のまま生成りバージョンもご用意する予定です)

会社のある長野県千曲市から1時間ほど車を走らせ向かった先は、大町市美麻にある「solosolo」さん。
染色家とデザイナーのご夫婦が営む草木染の工房です。

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solosoloのお二人と、草木染めされたお洋服たち。

余談ですがお伺いした時、ちょうどチャボがお散歩中でした。
(後でお聞きしたところ、暗くなる前にちゃんと自分で小屋に帰ってくるんだそうです。なんて賢いんでしょう)

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この里山で暮らしながら、制作を行っているsolosoloのお二人。
染料は、育てたり近隣の里山から採集してきたり仕入れたものもあるそうです。
丁度、採集してきた「やしゃぶし」を見せていただきました。

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同じ植物でも枝と実の部分だと色の出方がまた違うんだそう。
これを煮出して染め、媒染すると濃いめのグレーに染め上がります。

モンクバッグ(monk bag)は、長野で採れた季節にあった植物で染め上げていただきます。
いまちょうどサンプルを染めていただいているのですが、生地やウッドリングにどのように色がつくのか楽しみです。

どんな風に、そして、どんな色に染まっていくのか、奥深い草木染の世界はまた後日お送りしますね。

最後に、、、
solosoloさんでは、毎月1日~6日アトリエオープンを開催されています。
工房にお邪魔して、作品を購入することも可能ですよ。
予約制となっていますが、ご興味のある方はぜひ足を運んでみることをおすすめします。


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