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岐阜県【素材転生―Beyond the Material】

会期:2021年4月24日(土)~6月26日(土)
(当初6月20日(日)までの予定・休館のため会期延長)
(5月25日(火)~6月20日(日)休館)
場所:岐阜県美術館
休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)
※6月21日(月)は臨時で開館
開館時間:10:00~18:00
(展示室の入場は閉館の30分前まで)
滞在時間:約30分(この展示のみ)
作品規模:小規模
観覧料:一般1,000[900]円/大学生800 [700]円/高校生以下無料
[    ]内は20名以上の団体料金
※一部公式HPより引用

まん延防止等重点措置のため会期が延長されましたが、
実質開館の期間が1か月とちょっととなってしまった展示会。
もう終わってしまいましたが、記録として残します。

岐阜県美術館は電車で行くと最寄り駅はJR「西岐阜駅」。
公式HPによるとそこから徒歩で15分とあります。
個人的には車で行くのがオススメです。駐車場はたくさんあります。

岐阜県図書館のとなりにあります。展示はこのとき3種類あり、この展示と
展示室1に「所蔵品セレクション ~新収蔵品を中心に~」
アトリエに「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.10 田中翔貴」
がありました。

はじめて来る美術館にどきどきしながら入館です。
この展示は8名の作家の作品が展示されていますが、
一部抜粋してお届けします。

こちらは林茂樹さんの作品。磁土・鋳込を扱う作家です。

なぜこのような赤子(?)を扱うようになったのかまでは書かれていませんでしたが、母親のお腹のなかで安らかに眠っているような印象を受けます。

こちらは大貫仁美さんの作品。こちらはガラスでできているそうです。
無機質で冷たいと感じる素材のはずなのに、さっきまで人が着用していたような生活感・あたたかさ・エロティックさが感じられます。

こちらの作品はウチダリナさんの作品で、
和紙で作られているそうです。
大きな和紙の下に、
人の骨のようなものが寝そべった形で置いてあります。

人の死を、本来伴うはずの感情ぬきで、
美しく表現しているなと思います。森羅万象。

美術館自体は大きい建物では無いので、気負いせずフラッと散歩がてら立ち寄って観に行ける規模の展示でした。

美術館のなかにショップがありました。

この展示に参加している作家の実際の作品を購入することができるみたいです。

こちらの展示とは関係ないのですが、
美術館の通路にも気になった作品がありました。

ジャコモ・マンズーの「大きな枢機卿」という作品です。
大きさも相まって厳格さがあります。

少し不便な場所にはありますが、今後も気になる展示があったら足を運びたいと思います。

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