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第1回オレンジカフェを終えて

こんにちは!
弟子屈町で地域おこし協力隊をしているいきながです😊
私のnoteは全て私の体験をもとにした主観で成り立っています。
弟子屈町に来て、体験したことを通して、感じたり気づいたりしたことを綴っています。
そのため、事実と異なるものもあるかもしれません。
もし情報として間違ってるものがありましたら、コメント等で教えていただけると有難いです🍀


先日紹介したオレンジカフェが無事に終了しました。

今年のコンセプトは、
自分の世代、つまり働き盛りの世代でまだ認知症が身近ではない人もいるであろう人達にも、もっと認知症について知る機会を持ってほしいということで始めました。

今回は沢山の方が映画に興味を持って来てくださり、また中学校で開催したこともあり、10代〜幅広い年代の方が参加してくださいました。

その中で特徴的だったのは、9割が女性だったこと。
男性が一人で(奥様に連れられてとか、PTA役員とかではなく)参加された方は一握り。

今回は映画をきっかけに語り合いの場を設けました。
2時間近く映画があったので、第一部は映画、第二部を語り合いとし、2部構成にしました。

その結果、第二部まで残った方は約半分。
そして、男性は奥様に連れられた方と役員さんのみになりました。

今回の語り合いのテーマは
「もしも自分がこの映画のお母さんだったら、どのような生活を送りたいですか?周りに何を伝え、何をお願いしたいですか?」
という、単なる感想を話すのではなく、一歩踏み込んだテーマにしました。
というのも、時間が実質20分ほどで5人〜6人の小グループで話すことになっていたので、感想を伝え合うだけで終わる可能性もあったことから、このようなテーマを設けました。

語り合いに参加された方からは、
「映画を観っぱなしになるんではなくて、こうして共有できて終わるのはいい」
「夫にも観てもらいたかった。お父さんのお母さんへの愛が深くて、うちは同じことになった時、夫があんな風にできるだろうか?改めて自分の夫婦関係を見直す機会になった」
などなど、自分ごととして考えてもらえたようでした。

その中で、多く話題になったのは男性の参加の難しさでした。
男性が語り合いの場に出てくること自体にハードルがあるのかもしれません。
弟子屈町は会議等はほぼ男性ばかりなので、そういう場に出向いて、出張オレンジカフェをするのもいいのかも、との提案も出ました。

男性の役員さんからは、
こんな機会がなければ、看取りについてや自分の希望を語ることが大事と思わなかった。
帰ったら家族(自分の親と子どもの三世代)みんなで話したい。
認知症や死について語ること自体、タブーになってたり、急に話題に出しにくいから、こういう映画が取っ掛かりになって家族が語り合えるようになれたらいい。
きっかけづくりにとても良い企画だった。

と、評価していただきました。

10月に次回のオレンジカフェを企画中です。
また企画が決まり次第、お知らせします。

9月は世界アルツハイマー月間に定められています。
弟子屈でも町立図書館で認知症や老いをテーマにした企画が展開されています。
この機会にぜひ認知症についての学びを深めてみてはいかがでしょうか?

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