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コットンキャンディー

 アイスクリーム屋さんでコットンキャンディーと見てから、「なんのことやったかいな」と思いながら後日検索した。画面に文字と共に画像が出てきた。それを私は直感的に「あー、綿菓子のことらしい」と声に出した。これを耳だけで聞いていた母が言った。「関西では綿菓子といい、関東では綿飴と言います!」。私が読んだ文字を母は見ていない。私がハッと思って見返すと確かに画面には”綿飴”と出ていた。関西の夜店に親しんだ私は”綿飴”と頭では認識したが、直感的に綿菓子と声に出したのだった。綿菓子の呼び方に地域性があることにも驚いたし、幼い頃から親しんでいるものに対しての直感的な反応にも驚いたし、母が見てもいないのにシンクロしたトリビアを披露したことにも驚いた。


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