本屋さんのファッション雑誌コーナーで

小学校低学年の頃から、
母が買ってリビングの机に置いてあった
ファッション雑誌を見ていたと思います。
そのころは何が置いてあったんでしょうか。
婦人画報は割とレギュラーで、母が買っていた一番古くて思い出せる雑誌の名前、エクラ、の創刊を調べると2008年で私はもう大学生になっていました笑。記憶の少なさに驚きましたが笑、母の黒田智恵子さんが雑誌を移るごとにその雑誌を買うことにしているという言葉は強く覚えているので、おそらくベリーやストーリーがあったのだと思います。

自分で雑誌を選ぶようになった高校生時代から
私が好んで見ていたのは、
ヴォーグやエル、ハーパーズバザーなど、海外のコレクション期間中に会場内外で撮られたスナップ写真がたくさん載せられているものでした。

身長173センチでも小柄とキャプションされるスーパーモデルの世界。
147センチの私が参考にしていたのは彼女達のファッションでした。

足の長さから、細さまで全てが違うところから
どう参考にするのか。
それはバランスでした。

靴下とブーツのバランス、
ウエストの高さとボトムスの長さのバランス、
柄使いや配色のバランス、
バッグと身長のバランス、
アウターとインナーのバランス、
バランス、バランス、バランス…。
こう書くとなんとも天秤座らしい関心だったかも
しれませんが、とにかく、

小柄さんにはコレ!などの特集よりも、
自分が美しいと思うバランスをただひたすらに、
雑誌の中で探していたと思います。

だからこそ、今もメイクやメガネであっても、
結局は、
これが似合わない。というアイテムはなくて、
どんなものをどんなバランスで纏いたいのか。
ということを、自分に問いかけるようにしています。

そんな、基本的にはバランスを学ぶために選んでいるような、
本屋さんのファッション雑誌コーナーで、
今日行き着いた先は……、


エル・マリアージュ。


……何も着る予定がない。
我ながらなんでやねん、とは思いつつも、やっぱり、
ドレスのラインは美しいと思う、
夏の終わりを感じる宵の口でした。






今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日をお過ごしください。

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