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もっと気軽に入ってもいいのかもしれない、お店屋さん

アートについて美術館へ足を運ぶことはどちらかといえば、よくあったほうだと思っていたが、それ以上ではなかった。現代アートとの関わりもなく過ごしてきたが、ある日アーティスト出身(こんな言いかたあるのだろうか)の方から「アートが好きならギャラリーに行ったほうがいいですよ」と教えてもらう機会があった。そのときは「え?ギャラリーってあのギャラリーですか?」と驚いた。どんなとこなんだろうと、その直後、得意のグーグルマップで”ギャラリー”と調べ、初めに出てきたギャラリーへ行ってみることにした。すると見に行くだけでもどんどん行っていいのだと勇気づけてもらえた。とはいえ、私にとってギャラリーへ入ることはまだまだ敷居が高いことに違いはない。けれど思えばめがね屋という場所も敷居を高く感じることが多いかもしれない。今でこそ、少しでも面白そうだなと思うものがあれば何の気負いもなく、値段も地域も国も関係なくめがね屋に入っていく。それは、ある程度、働いている人々の心境が想像できるからである。たいていのお店のスタッフは気軽に見ていってくれるといいな。と思っているのだから。

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