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夏の終わりに想うこと
青い空はそれが今だと思うには丁度良かった
私は、このじりじりとした空気感の中を必死に生き抜く夏が好きだった
よく夏は「暑いから嫌」「何も出来なくなるからムリ」などとよく周りに口にされていた
自分も何故こんなにも夏に執着しているのかは定かではないのだが、
ただ単純に「性にあっているから」
これが1番すっと自分に溶け込む理由だと思う
それと同時に、ムワッとした暑さが通り過ぎて足早に冷たい風
なにかが始まるときと終わるとき
あー、
えーと、これは聞こえてるのかしら?
まぁいいの、そんなのどっちでもいいの。
私ね、ときどき考えるの。
この廻っている世界がふと止まってしまう時ってくるのかなって。
ばかばかしいでしょ?分かってるのよ、自分でも。
でもね、そう考えている時がいちばん楽なの。いちばん自分でいられて、いちばん存在意義を感じるの。
悲しくて、哀しいけどそれでしか得られないことがあるのを分かっているから。
だ