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明けない夜の真中で

他者ではなく、自己

個人ありきの、他人




「生きづらい性格」って一体何なのだろう

最近、世の中で聞く何気ない一言に脳内を支配される





物ごとの多様性が認められ始めた、この世の中で

今まで当たり前だったものが奪われることも多少なりともあるかもしれない

だから、言いたいことはわかるんだよ

今まで「はい」と言っていたものを、急に覆されると混乱を招かざるおえない





だからと言って、マイノリティーを取りこぼす訳にはいかないのだ





でも私は、

マジョリティーが正義でもない

マイノリティーが優先されることもないと思う





秩序やルールは

少なくとも、世界を回す上では必要なのだけれど

思いやりという優しさにもっと目を向けたい





私は生きづらい性格だと思う

1を聞けば、10のことを考える

そして相手には11で返そうと努力する





でも、最近知ったんだけどね

みんながみんなそうじゃないみたい





私のことを、良くも悪くもなんとも思ってない人ばっかりで

そういう人に親切にするのは違う

見返りを求めるのは、私の勝手なエゴである





だから、もっともっと楽になっていいんだよ

気にしない、っていうのは無理だけど

それがあなたを蝕む理由にはならないよ





この性格のせいで生きづらいって何度も何度も思うけど

それが幸せじゃない、って理由にはならない





寧ろ、色んな感情を考えることが出来る

もともと、自分には備わってなかったものを満たすことが出来る





悪いことばかりじゃない

自信なんてもの、誰でも持っていいんだよ





この季節に上を見上げると、

真夜中の冷たい風の中をきらきらと輝く星が、

そう想わせてくれる





はぁ、と真冬の中、吐いた白い息が

もう一度だけ、自分を奮い立たせる





私の気持ちは、誰にも邪魔させないのだと


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