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コーチングTips⑥ 相手のタイプを知り、強みをコミュニケーションに活かす

対話をする時、「ちょっと苦手だな」とか、「なんだか話が合わないな」とか感じる人っていませんか?

 ・いちいち細かいことにこだわっていて、何も先にすすまない
 ・言っている事がいい加減で信用できない
 ・自分勝手にどんどん先に進んでしまいついていけない
 ・判断が遅くてイライラする

こういったことでストレスを感じないようにする方法があります。
それは、「相手のタイプを知り、強みをコミュニケーションに活かす」ことです。

人はそれぞれ違った価値観や強みをもっているので、無理に合わせようとしたり、距離をおく必要はなく、「人はそれぞれタイプが違うんだ」と認識するだけで、とても気持ちが軽くなります。
コミュニケーションには4つのタイプがあると言われています。
    産業心理学者デビット・メリルが提唱したソーシャルスタイル理論

<コミュニケーションの4つのタイプ>
①   コントローラー(現実派)
②   プロモーター(社交派)
③   アナライザー(理論派)
④   サポーター(友好派)


①   コントローラー(現実派)とは
「解決策を早く明確にしたい」タイプ
・行動的で、自分が思った通りに物事を進める事を好む
・他人から指図されるのを何よりも嫌う
・物言いは単刀直入で、時に他人から攻撃的であると言われることもある
・このタイプの人にはこちら側でコントロールしないようにすることが大切
・話しをするときは結論から、そして相手の攻撃性に惑わされないようにする必要がある

② プロモーター(社交派)とは
「斬新なアイディアが欲しい」タイプ
・自分のオリジナルなアイディアを大切にし、人と一緒に活気のあることをすることを好む
・自分では良く話すが、人の話しはあまり聞かない
・自分のアイディアに対して非常に自信を持っているため、それを却下するような否定的なアプローチをしないことが重要
・独創性を発揮できる自由な環境を与えることが、能力を発揮することに繋がる

③ アナライザー(理論派)とは
 「完璧に計画を立てたい」タイプ
・行動に際して多くの情報を集め、分析し計画を立てる
・物事を客観的に捉えるのが得意で、小さな達成をこつこつと積み上げていく
・大きな変化を要求せず、彼らの変化のペースに歩調を合わせることが大切
・人と関わる時も彼らは慎重で、あまり感情を外側にださない
・無理やり自分の気持ちをいうように仕向けるのは逆効果

⑤    サポーター(友好派)
「無理のない解決をしたい」タイプ
・他人を援助するのを好み、協力関係を大切にする
・周りの人の気持ちの変化に敏感で、気配り上手
・自分がしたことを認められたいという欲求が強いので、十分な評価を与える必要がある
・周囲の期待に応えようとするあまり、自分本来の願望を見失うことがある
・何を望んでいるのか聴いてあげると、信頼関係が深まる

(参考)「新)コーチングが人を活かす」 鈴木義幸 著
https://amzn.asia/d/9RIz4Ea

4つのタイプに優劣はありません。
タイプを知る事で、お互いの強みを最大限に活かすことが出来るのです。

私は、コントローラーなので、結論や目的を先に聞いて効率的に時間を使いたいタイプです。
自分が思ったことを早く行動に移し、結果を出したいので、周りの人達を振り回してしまったかもしれません。。。(汗)あまり調べずにここぞと思ったら走り出してしまうので、側には私の暴走をサポートしてくれるサポーターや、情報を集め分析してくれるアナライザーがいてくれました。猪突猛進で走り抜ける事で失敗して落ちこんだりもするので、「大丈夫!なんとかなります。またやりましょう!」と言ってくれるプロモーターがいたりすると元気がでます。こんな感じで仲間に助けられてきました。

タイプを知り、強みをコミュニケーションに活かすことで、「最高のチーム」を作ることが出来るのです!


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