新年一発目!飲みニケーションの効能について考えてみた
新年明けましておめでとうございます。
Amuletの迫頭です。
今年もコツコツと毎週投稿していきますので、変わらずお付き合い頂けると嬉しいです。
みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
振り返ると、昨年12月はここ数年あまり実施してこなかった飲み会が少し増えました。
2020年の春から始まったコロナの影響で、在宅勤務が推奨されたり密の回避を理由に外食の機会が減り、
その間に「飲みニケーション」の機会が減った方も多かったのではないでしょうか。
今回は飲み会が増えたことでの気づきを書きたいと思います。
前から思っていたことですが、この「飲みニケーション」ってネーミングが時代にそぐわない昭和の香りを感じるのは私だけでしょうかw
何か他にいいネーミングあれば教えてください!
まぁ、ネーミングはさておき、、、
東京商工リサーチの調査で、忘年会や新年会の実施有無を企業に聞いたところ71.1%の企業が「しない」という回答だったようです。
まだコロナの影響があるとはいえ、この流れは続くのだと思います。
私の20代を振り返ると、会社行事での忘年会・新年会って上司の自慢話と説教みたいな面倒なものもあったなって思い出しました。
そう考えると、若い方が敬遠する理由は理解できるんですよね〜。
でも、意味がなかったかと言われるとそうでもありません。
普段接点のない方との時間なども含めて、価値はあります。
そもそも、飲み会についても一種のコミュニケーションだと私は考えています。
明治大学、堀田教授の説明では、コミュニケーションは「情報伝達」と
「人間関係構築」を担うものだそうです。
オンラインのコミュニケーションでも「情報伝達」だけであれば事足りると思うのですが、
「人間関係構築」という部分が、飲み会で行われるコミュニケーションの
最大のメリットだと改めて感じました。
このコロナでいろんな方とオンラインでのミーティングを実施してきましたが、それだけで親交が深まるという実感を得ることができませんでした。
でも、先日あるイベントの懇親会があり、飲みの席でお話した方々とは早々に親交が深まりました。
飲み会では物理的距離が近くなることで、心理的な距離もグッと縮まる感覚があります。
また、アルコールが入ることで自制心が少し緩み、自己開示が増えるのもいいところです。
現時点ではそれを定量的に示すことはできませんが、やはり対面+アルコールって強力なんです。
このコロナで飲み会が激減し、健康的になったことは確かです。(運動不足は置いておいて笑)
しかし、人との関係が広がらないことで、普段自分では知り得ない情報の取得は確実に減りました。
私と同じ40代くらいの方は、ここ数年の比較で飲みニケーションの効果測定ができるかもしれませんが、
今の20代前半の方は入社した時からその文化に触れていません。
会社であれ、外部であれ、少し煩わしいと感じるところがあるこの「飲みニケーション」は敬遠され、廃れていく文化なのかもしれません。
人によって価値観は様々なので、必要ないと言い切る方はそれでもいいと思います。ですが、一度も経験することなく敬遠している方がもしいらっしゃるのであれば、是非一度騙されたと思って試しに参加してみてください!
「人間関係構築」において効果を発揮する飲みニケーション。
お酒を飲まない方も増えた時代にはそぐわないかもしれませんが、
まだまだ活用の余地はたくさんあると感じた年末年始でした。
とはいえ飲み過ぎた分、1月はセーブして仕事に励みたいと思います(笑)
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。
また来週、お目にかかりたく思います。
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