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エンジニア採用とシステム開発の失敗に因果関係はあるのか?!

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

今日お話しようと思ったことは、賛否があるかもしれませんし、異論もあるだろうと思っています。
なので、説明がつくような内容ではありませんが、そういう視点があってもいいんじゃないかなって思ったので
書いてみたいと思います。

いつものように採用関連の記事を読んでいたんです。
https://news.mynavi.jp/article/20230213-2587443/

ウィルオブ・ワークが発表した「ITエンジニア採用実態に関する調査」の結果について。
ITエンジニア採用決裁者を対象とした調査で、「中途採用時の評価点」、
トップはぶっちぎりでコミュニケーションスキル(60%)とあります。(2位は29%)
正直、採用の評価点ではいつも人気の項目なので、なんの違和感もありません。

その話は一旦おいといて。

こんな話もよく目にしませんか?
「システム開発の失敗」についての記事。
昔からこういうことは起こっていますが、巨額の減損を報じるニュースは最近もちょくちょく目にします。

さて、先程お話した採用時のコミュニケーションスキルについて。と、
システム開発の失敗についてのお話。

私はこの2つの話に相関性があるのではと考えたことが今日のお話です。

システムは人が作っています。
そのうち、それも自動化されたりするんじゃないかという風潮はありますが、現時点ではまだまだ人の手によって開発されています。

ここから私はこう思いました。

コミュニケーション能力を重視した結果、ロジカルじゃない、空気を読む的な人の力に依存したやり方で開発を進めるからこういう失敗が多いのかなと思ったりもしたわけです。

採用面接では当然コミュニケーションスキルが高い方がよく見えるでしょう。
しかし、システム開発をロジカルに成功へと導く能力と、コミュニケーションスキルが高いこととは、似て非なるところがあるのではと思うのです。

面接時に、システム開発の勘所を口頭で確認したり、模擬の開発で実力を精査している企業もあります。
しかし、私の経験上そこまできっちり落とし込んで採用活動をしている企業は少数だと思います。

もしかしたら、面接時にウケがいい、コミュニケーションスキルだけに目を奪われてしまい、
このような事態が引き起こされているのであれば、採用基準を改めて考える必要がありそうですよね。

今回書いた内容が「正しい」かどうかはわかりません。
ですが、失敗が頻発するような企業様がもしあるのなら、一度視点を変えて採用を進めるのも一つの方法論じゃないかという提言が、今回の結論です。

やっぱり、炎上プロジェクトはみたくないですからねw

また来週お目にかかりたく思います。

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