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弱者は泣き寝入りするしかないのか


前回、不当解雇についてふれた記事を書きましたが

話が一変し、

約2週間前に突然1ヶ月後の雇い止めを宣告されました。

明らかに妊娠が理由の雇い止めですが、

会社側は「経営上の判断」を主張しています。


納得がいかず、労働局の男女雇用機会均等室に相談し

マタハラの疑いがあるとして「援助」を希望しました。

援助とは、労働局が会社と労働者との間に入り

両者の話が和解するように促すものです。


労働局は即日で動いてくれました。

しかし、会社があくまで主張しているのは

「経営上の判断」で、

これは違法には当たらないのです。


経営上の判断…

業績はうなぎのぼりなのに?

私が妊娠を報告して約10日後には求人を出していたのに?

納得できるわけがありません。

これまで「一生ここで働いてもいい」と思って

身を削って働いてきたんです。

それなのに、妊娠を報告した途端に

「ありがとう」も「申し訳ない」もなく

ただただ言い放たれた

「契約を更新しないと決定しましたので」

というひと言。

どれだけの悲しみと絶望を味わったか

経営陣には到底理解できないでしょうね。


教育に携わる立場の会社が

自分達の都合だけで

まるで物のように労働者を切り捨てる。

こんなことが許されていいのでしょうか?


おかげさまで、妊娠中にも関わらず

パニック障害は悪化し、

発症ぶりに発作が起こり服薬量が2倍になりました。

しばらくは自宅安静を命じられた為

1週間だけ仕事を休みましたが

浴びせられるのは

こんなによくしてあげたのに「恩知らず」

「こういうわがままをいう子はいらないの」

という罵声ばかりです。


現在、労働局には「行政指導」を行なって頂いており

返答待ちの状態です。

行政指導とは、法違反がないか労働局が確かめ

違反があれば「私を雇うように」と促すものです。


今日は就業規則に関して労働基準監督署に行ってきました。

そこでも「経営上の判断」と言われてしまうと

裁判になったとしてもその判断基準は難しく

勝てる可能性は低いと言われてしまいました。


法の網目を掻い潜り

不当解雇される。

私が愛してやまない生徒たちとはもう会えないし

直接説明することもできず

4月に登校したら、ただ私がいないだけ。

どうしても許せなくて

許せなくて

ただただ、悲しい。

周囲には「もっといい職場のがあるよ」

「もういいんじゃないか」と言われるのですが

私の代わりはいくらでもいても

私にとって生徒の代わりはいないんです。

1人ひとりの生徒との関係を

丁寧に、大切に、築き上げてきたんです。

それなのに…

こんなのあんまりです。


弱者は泣き寝入りするしかないのでしょうか。

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