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Deep Purple の『Machine Head』聴いてみた編

こんばんは、内山結愛です。

今回は Deep Purple の『Machine Head』聴いてみた編をお届けします。

迫力のあるドラミング、変幻自在に駆け巡るキーボード、耳に残るギターリフと胸高鳴る速弾きの数々。

HR/HMのバイブル的一枚です。

ぜひ、読んでみて聴いてみてください!

1.Highway Star

胸の高まりがグワァ〜〜押し上げられていくようなイントロ。0:30〜代わりに「ヒャア〜ァア〜⤴︎」って叫んでくれて助かる。ボーカルが大変攻撃的で格好いい。荒々しいギターと冷静なベース。2:00〜超走りたくなる。何だこのギター…ギターソロの速弾きが炸裂して興奮。もう3年近くギターを触ってないくせに、エアギターしちゃいそうになる。キーボードがギターに化けるやつ、好きです。疾走感と失速の緩急。車をぶっ飛ばしているような歌詞も爽快。後半のギターソロ、頭がおかしくなりそうになる。ボーカルにギターが絡みついて、一緒に頂点へ行く感じ、気持ち良い〜!

2.Maybe I'm A Leo

重たげなリズム。耳に残るギターフレーズが多い。このアルバム、ホテルの廊下で録音されてるの凄いな。この格好良い曲たちを廊下で演奏する姿を想像して萌える。2:30〜ギターソロからキーボードソロへの流れ綺麗。キーボードの音、幻想的。ギターフレーズが耳から離れない…

3.Pictures Of Home

ドドドド…!?!?ドラム凄い。ドラムが。ピロピロギターも凄い。みんな違ってみんな凄いやつだ…。不穏な民謡みたいなメロディ、面白くて好き。1:40〜ギターソロがエグい。尺もたっぷりだから、その間ずっと「!?!?、!」になっていられる。ギターのリッチー・ブラックモアは、アルバムで唯一この曲をライブでは演奏したがらなかったみたいで、「ギターソロがヤバすぎるから?」と思ったけど、実際どうなんだろう。3:45〜ベースソロも味わえて良いんですか!?ご褒美展開が多い。展開がごちそうさまでした…

4.Never Before

出だしのドラムのリズム奇妙で良い。ボーカルのビブラートが好き。最初不思議な雰囲気だったのに、サビで天気良さそうな展開になる。陰ながら、サウンドを色鮮やかにしていくキーボードの存在が偉い。2:00〜突如フェアリーな雰囲気になって、ディープパープルがパステルパープルな感じ(?)良いキーボードソロで、締まり良く終わる。

5.Smoke On The Water

!?!?この曲は…超有名…流石に聴いたことある。シンプルなのに、どうしてこうも衝撃的なんだろう。レコーディングの時に起こった火事というアクシデントからヒントを得て、この歴史的名曲を作ったらしい。火事は起こらない方がいいけど、この曲がこの世に生まれ落ちて良かったな…。2:30〜イントロのフレーズが印象に残るけど、ここのメロディめっちゃ好き。歌詞、何の比喩もなく普通に火事が起きた当時の状況歌ってる。こんな格好良い火事の状況説明あるのか…?

6.Lazy

神秘的なキーボードソロから始まる。キーボードソロだったのにいつのまにかギターソロになっている…!?と思ったらまたキーボードになってる!?ずっとキーボードだったんだろうな…化けすぎ?ドラム、ベース、ギターと徐々に登場してくるのヒーローが集まってくるみたいで格好良すぎ。みんな自由奔放で良い。2:30〜ギター超楽しそうに縦横無尽に駆け巡っている。その後、ギターと同じく超楽しそうにキーボードが縦横無尽に駆け巡っていて最高。インスト曲かと思ったらボーカルも登場。ハーモニカも登場。楽しげ。6:10〜ウォ〜〜!最後まで一体感ある。

7.Space Truckin'

この曲もなんか聴いたことがあるぞ…!印象的なリフの繰り返しが多い。ベースと一緒になってズンズンと進んでいくの気持ち良い。ダークなメロディ。歌詞は宇宙旅行で、結構おバカなことが書いてあって可愛らしい。1:55〜左耳の方でギターが格好良い音をかき鳴らしていて最高。3:00〜みんなそれぞれ楽しそうに自分をアピールしていて高まる。ボーカルの高音、もはや何らかの楽器。ライブだと曲の後半以降が即興演奏で、20~25分くらいやることもあったり、ライブの最後に演奏されるのが恒例だから、演奏中にブラックモアがギターを叩き壊してしまうらしい。暴れん坊すぎる。

↓ギターぶん投げてるし、なんかめっちゃ煙出てるし、観客超盛り上がっていて凄い


Deep Purpleは、1968年にデビューしたイギリスのロックバンド。度重なるメンバーチェンジが行われている。1976年〜1984年までの活動休止期間はあったが、現在も第9期メンバーによって活動は続けられている。

Deep PurpleのギタリストであったRitchie Blackmoreは、ブルースロック全盛期にある1970年代にロックギターにクラシック音楽のフレーズを導入したことで、ロックの幅を大きく広げ、ハードロックシーンに多くの影響を与えた。Jimi Hendrixの影響を強く受けていることを公言している。


スイスのモントルーという街にあったカジノを借りてライブに近い方法でこのアルバムは録音される予定だったのが、火事で焼けてしまって、止むを得ず滞在ホテルの廊下で録音した、というエピソード凄いな…!

その火事を歌った「Smoke On The Water」となる曲をレコーディングをしている時も、あまりの爆音に住民が通報をして、駆けつけた警察官が介入する事態となって、再びレコーディング場所を失ってしまったのも災難すぎ!

地元市民などの協力で、空きホテルの廊下で収録を行うことになり、ちゃんとこの音楽がこの世に産み落とされたのか…凄い災難の数々…。

「廊下!?」って疑うほどに、迫力のあるサウンドを楽しむことができました。

廊下の可能性は無限大。

内山の所属するRAYもホテルの廊下でライブするか……

オルガンが時にギターに化ける現象がやっぱり好きでした!!

次回は IRON MAIDEN の『Powerslave』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに…!


最後まで読んでくださり、有難うございました。

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