悪口を言うことで得られるメリットってなんなのか

先日、同期たちと飲みに行った。

「〇〇ちゃんはめっちゃ悪口ぽんぽん出てくるよ。めっちゃおもろい」

と、私の隣に座っていた同期の女の子が、私がまだあまり知らない同期の女の子のことをそう話していた。

その時、純粋に、

「悪口めっちゃ言う人っておもろいのか？」

と思ってしまった。

「〇〇が〇〇の悪口言ってた」とか、「〇〇ってめっちゃ嫌われてるらしい」とか、

そういう話をしながら笑って飲んでるのってなんか、嫌だった。

私は基本的に、「悪口を言わない」んじゃなくて、「悪口を言いたくない」と思っている。

悪口を言うという行為自体が、心地よくない行為だと思っているからだ。

なのになぜ人は悪口を言ってしまうのか。

それはきっと自分が悪口を言っている対象の人が自分にとってのストレスで、

そのストレスを悪口として外に吐き出し、それに共感してくれる人を自分の味方につけることで、いや「この人は自分の味方だ」とみなすことで、自分を守るためだ。

悪口を言っている人を傍観していると、「この人はなんのメリットがあって悪口を言っているのだろう」とふと思うことがある。

悪口を言われた人は、もちろん嫌な気持ちになる。

じゃあ悪口を言う人が、悪口を言うことで得られるメリットってなんなのだろうか。