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自分のことは自分で育てる

先日、私が所属する部の先輩が、なんと新人賞を受賞されました。

同じ部なので、その方の上司が私の上司でもあるわけなのですが、新人賞の表彰が終わった後、上司に挨拶をしにいくと、「〇〇くんは勝手に育ってくれたから」と言われました。

その言葉を受けて心なしか、「あ、私って、きっと上司がこれから自分を育ててくれるだろうって、上司に期待してしまっていたかも」と思いました。

私がこれまで生きてきた過去の経験から得た教訓の一つに、「会社と自分に期待しすぎない」というものがあります。

なぜこれが重要だと思ったかというと、前提として何かに過度に期待してしまうと、その期待に沿う結果が得られなかった場合に、「期待」と「現実」とのギャップを受け入れることに自分が苦しむからです。

だから、過度に期待しすぎない方がいい対象として、たとえば「会社」とか「自分」があげられるなあとこれまで考えてきました。

しかし今回のことを受けて、この対象に「上司」というのも含まれるなあという気づきがありました。

ただ、「いや待てよ、上司にも自分にも期待しなかったら、自分を向上させられなくないか…?」とも思いました。

そこで出した結論が、「会社や上司には期待せず、自分にだけ期待する」というものです。

つまり言い換えると、「自分にだけ期待して、自分以外のものには期待しない」ということですね。

これはなぜかというと、「自分」のことは自分の力でコントロールできる一方で、「自分以外」のことは、基本的には自分の力でコントロールできないからです。まあ意見を言うとか要望を提示するなどして、多少はコントロールできるかもしれませんが、100%コントロールすることはまず不可能だといえます。

だからとにかく、自分に対してだけ期待する

上司がちゃんと自分を育ててくれないからだとか、自分が成長できないのは会社せいだとか、自分が成長できない原因を、自分以外の誰かに帰属する、いわゆる“他責思考”になることはやめようと思いました。

私は楽観的な性格であるがゆえに、他責思考になりがちだという欠点が、先月までの配属前研修を通した自己分析の結果として見えてきました。

「楽観的であること」と、「自責思考であること」ってなんとなくトレードオフな感じがしていて、この二つを両立することって個人的には難しく感じてしまうのですが、

「自分のことは自分で育てる」

この意識だけは、とにかく大切に持っていようと思います。

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