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「働くこと」に関する記事

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私自身の興味関心度が高い「働くこと」に関して書いた記事をまとめています(ほぼ自分用です)。
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#考えたこと

コンプレックスはあってもいい

突然ですが、私にはコンプレックスがあります。 …というか、逆にコンプレックスを一つももっていない人の方が少ないと思います。 私自身も、数えきれないほどのコンプレックスを持っている人間の一人なのですが、 最近、そのなかでも特に自分の中で強いと感じているコンプレックスがあります。 それは、ぶっちゃけ「学歴」です。 言い換えると卒業した大学の偏差値です。 情けない話ですが、もしもう一度人生をやり直せるとしたら、もっと真面目に勉強して、もっと偏差値の高い大学を出たかったと時

どうすれば働くことを楽しめるのか

先日、Threadsでこんな投稿を見かけました。 この方は朝の満員電車で痴漢されたことが理由で、この投稿をしたみたいなのですが、 今日皆さんにシェアしたいのは、この投稿ではなく、この投稿へのリプライです。 「私も毎日辞めたいと思ってるよ!」という励ましとか、「私だって、働かずに生きていけるなら働きたくないよ」という共感って、なんだか腑に落ちません。 働くことに対してネガティブな投稿に共感したり、「そうだよね」って励ますのではなく、「働くことをどうすれば楽しめるのか?」

天職の見つけ方

私の友人の友人は保育士さんをしているのですが、その仕事を自分で「天職だ」と言っていたそうです。 自分で自分が今取り組んでいる仕事を「天職だ」と言えるなんて、とてもうらやましいと思いますし、何よりすごいことですよね。 そこで今日は、「天職ってどうすれば見つけられるんだろう?」というテーマで書いてみたいと思います。 先日から何度かご紹介している以下の本には、 と書かれていました。簡単にいうとクセのようなものが、「得意なこと」だということです。 これをふまえて私は、じゃあ

考えることこそが、生きることの至福

お久しぶりになってしまいました。 9月末に学会発表が終わってから、データの分析を進めたり中間報告のスライドを準備することに加え、土日はフルでバイトをしていたため、10月はnoteに気を留めることなく一瞬で過ぎてしまいました。 そして先週は、就職先の内定式や修論の中間報告会を無事に終えることができ、やっと一息つくことができた次第です。 今日は久々にゆっくりできるということで、昨晩はアラームをかけずに寝ると、しっかり12時間も寝ていました(笑)。 そして今はというと、なん

熱意は自然に生まれるものではなく、自ら生み出すものでもない

かなり回答が遅くなってしまいました。 今回もご質問ありがとうございます! このご質問を読んですぐに思い浮かんだのが、ちょうど私が今学んでいる「社会構成主義」という概念です。 社会構成主義は“物事の捉え方”のことを指すような、ある意味哲学のような…とても面白い概念なので、今日はこれを用いてご質問にお答えしてみたいと思います。 社会構成主義とは まずはじめに、社会構成主義の考え方について簡単にご説明します。 社会構成主義の入門書としては、『現実はいつも対話から生まれる』

あえて社会に適応しないという生き方

教育においては、限られたカリキュラムのなかでいかに「効率的に学ぶか」が重視されるし、仕事においては、いかに「生産性を高めるか」が重視されます。 いかに楽しく働くかとか、そのためにいかにチームワークを高めるかなどは、一般にはあまり問題として重視されない傾向にあります。 しかし人は誰もが、以下のような思いを根源的には抱いているものなのではないでしょうか。 この「もっと楽しくしたい」というエネルギーは、私がずっと持ち続けているものでもあります。 だけど実際、これらを実現する

自分と仕事との折り合いをつけていく

週一回行われる地域の高齢者の方々とのワークショップ。今日のテーマは、『これまでの人生を振り返りながら、自分の強みについて考える』。 その中で特に印象に残った語りを一つとりあげる。 この語りからわかることは、この方は小学生の頃 「従順 」という特性を持っていた。また「従順」とは、この頃の強みでもあった。しかし仕事が一つのターニングポイントとなり、これまで「従順」であった自分に変化の必要を感じたことを機に、仕事経験を重ねるとともに「芯がある」という強みを持つ人に変わっていった

会社=自由が制約される場所なのか

私の中では、「会社 = 自由が制約される場所」というイメージが形成され始めている。 本当は、「会社 = 自分の能力が発揮でき、社会の役に立つためのフィールド」であるはず。 私にとって「自由」とは、抑圧されることなく、自分の気づきやアイデアが活かされることであり、社員一人ひとりが「自由」を持つことによって、みんなで会社をよりよくし、大きくしていくことができると考えている。 会社に自由度がないことは、きっと必然ではない。やり方によっては、自由と規律を兼ね備えた会社をつくるこ

勉強ってどうすれば楽しめるのか

ビリギャルのモデルとなった小林さやかさんに、なにかと共感できることが多い。 さやかさんは学生時代、「勉強することの意味がずっとわからなかった」こと。 そして恩師であり、“見た目や学力で判断せずに可能性を信じてくれて、ワクワクさせてくれて、自分にもできるかもしれないと思わせてくれる大人” である坪田先生に出会えたことで、「たったひとり、わくわくさせてくれて、なんで勉強するか、勉強した先に何があるか納得させてくれて、そしてなにより、『こんな人になりたい』と思わせてくれる大人に