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もっとゆるく生きていいんじゃないか。

しばらく髪をみじかく切れなかった。

わたしはショートカットが好き。
頭が軽いし、クセもでにくいし、何より楽なのだ。

そんなわたしがしばらく肩につきそうな長さで過ごしていた。
2023年内に絶対断捨離する!と決めて、
すぐにいつも美容院を予約した。

今日は「ガッツリ切ってください!」とお願いした。

短くても、大抵まぁいっか〜で済まされるわたしでも
ちょっとやりすぎたか?と思う。
すぐ伸びるからいいけど…いかんせん寒い。
(わたしの住む地域は気温が氷点下になることが多い)

こりゃいかんとニット帽を買った。


かぶってみるといい感じに温かい。

ニット帽のあたたかさと、短すぎる髪を隠してふと思った。

「くさいものに蓋をする」という言葉が、悪い意味でよく使われることがある。

頭に蓋をしてみたら…ちょうどいい。

もちろん責任を問われることや人様に迷惑をかけることは、蓋をせず解決すべきだ。

でもそんなことばかりだと息苦しい。

ちょっと髪型に失敗したとき、
オムライスのたまごが綺麗にできなかったとき、
洗濯物が綺麗にたためないとき、
手書き文が右上がりになっちゃったとき…

ちょっと蓋をしてうまく誤魔化せばなんとかなる。

そんなちょうどいい生き方もいいと思う。
気張りすぎず、ほどよく手を抜いたり、誤魔化してゆるく生きていきたい。


さて…生後3ヶ月の娘の後頭部ハゲは、
どうやって誤魔化そうか。


そうか、わたしのようにニット帽で蓋をしてしまえばいいんだ。
※決して娘の頭はくさくない。ミルクの優しい香りでずっとにおいでたい。



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