見出し画像

鬼滅の刃聖地巡礼がおもったよりも奥深かった

こんにちは

今回は鬼滅の刃の聖地巡礼の中でも
大人気のスポット 福岡県 竈門神社を紹介します

まずは、鬼滅の刃ってなんだ!?というところから…

鬼滅の刃は少年漫画のジャンプで2016年から2020年まで連載されていましたた。

アニメ化にとどまらず、映画化もされ日本中で一大ブームを巻き起こしました!


物語のあらすじ

時代は大正時代 主人公の竈門炭次郎は家族とつつましく暮らしていました。

そんな中、外出していた炭次郎が家に戻ると、なんと…家族が鬼に殺されていました。

また、生き残った妹の禰豆子(ねずこ)も鬼に噛まれていて、鬼となっていました。

家族を殺した鬼を討つため、そして鬼となった妹を人間に戻すために様々な人と出会い、鬼と戦う物語です。

そんな、鬼滅の刃と竈門神社は一体どういった関連があるのか、以下に書きます。


まず、竈門神社があるのは福岡県太宰府市です。

644年に建立されました。
1350年の歴史がある古い神社です。

さらに、朝廷が定めた格式高い明神大社に名を連ねています。

竈門神社は山の麓にある下宮と宝満山の頂上にある上宮で成り立っています。
昔は宝満山の中腹にも中宮が存在していました。

竈門神社は、太宰府の近くにあります。
位置は朝廷の出張所である太宰府から見ると北東の場所。

北東と言えば、鬼門ですね。
鬼門というのは鬼、つまり邪気などよろしくないものが入ってくる方角のことです。

太宰府に鬼や邪気が、悪いものが入ってこないようにするために作られたのが竈門神社です。

つまり、鬼門封じの神社です。


鬼滅の刃の主人公炭次郎も鬼を退治する、鬼殺隊(きさつたい)として活動しています。

竈門という苗字だけではなく、鬼を封じるというところも共通しています。

ここでひとつの疑問ですね。竈門という共通はわかった。

しかし、そもそも竈門神社の竈門って何だろうか?地名?

竈門というのは、宝満山の元々の名前です。

竈山と言われていました。山の形が竈に似ていたから。
曇りの日は、雲がかかってそれがほっかほか炊きたてのごはんのように見えたとか…。

さらに、竈門神社の御神体は実はこの宝満山、竈門山がご神体です。

竈と言えば、どこで使われる場所は台所ですよね。そう、台所で使われる。竈を使うときに必ず使うものがありますね。
そう、火が必ず必要です。


作中には、炭次郎の家系で受け継がれてきた厄払いの舞というものがあります。

それがヒノカミ神楽というものです。

物語の途中でヒノカミのヒは炎の火ではなく、太陽の日であることが明かされていました。
しかし、音の響きは同じです。
この『ひ』という点も共通点の一つになるのではないでしょうか。

さらに、宝満山の頂上である上宮には山で修行する人がいます。
修験者です。その人たちの服にも注目してほしいです。


西日本新聞社様より

市松模様の衣装を身にまとっています。

主人公の炭次郎も緑色と黒色の市松模様の羽織を着ています。

ちなみに市松模様にも意味があります。
柄が途切れなく続いていくことから、永遠、子孫繁栄、事業拡大ということが意味となっています。

炭次郎の場合は、鬼から人間を守り、いのちをつないでいましたね。

また、竈門神社に祀られている神様は、玉依姫です。
神武天皇の母上のことです。玉依姫は縁結びに強いと言われています。

玉は魂のこと。魂と魂を結びつけるというとこから、縁結びのご利益があると言われています。

玉依姫と鬼滅の刃の登場人物の一人で医者であり、鬼に聞く薬を開発した珠代さんのモデルではないかという人もいます。

名前が似ているということと、人間と鬼をつなげる、そして主人公の炭次郎を助ける。つなぐという共通点はあります。

今回は鬼滅の刃の聖地 福岡県竈門神社の聖地についてお話しました。

動画でわかりやすく解説はこちら


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?