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ヒールを脱いで、ヒールして。 -アラサー疾走デイズ-

月曜日の夜から、
一人Barにて赤ワインを嗜む。

なぜなら今月末で切れるクーポンを
金券として供養するためである。

赤ワインのつまみは、
ガーリックシュリンプ。

魚介に白を選ばないあたりで、
飲兵衛とバレそう。問題はない。

いつも飲むのはビールで、
ジュースの如く肝臓にぶち込む。

赤ワインはもう少し丁寧にと
ちまちま飲んでる珍しい現象である。

グラスの中で行き場を失った赤は、
光が透けて大人の女に見えてきた。

暖房の熱風が直下にくるこの席で、
目が砂漠化し始めて長居できなそう。

忙しいというより、
落ち着きのない自分を休めるために
一人の時間はすごく大切。

思ったことを思ったまま、
吐き出す時間も場所も必要。

「こう見られたい」なんて毛頭ない。
だけど、無意識に外向けのヒールを履いてる。

履き慣れたフリして、
本当は靴擦れ起こして、
絆創膏で痛みを隠して。

家に帰ってきた時だけ、
ヒールから解放される気がする。
(が、樽はヒールある"靴"は全く履かない)

Heelsを脱いで、自分をHealする。

そんな生活してたら、
いつの間にかアラサーになってた。
けど、すごく今シアワセだ。

自分を芯から癒せるから。

打率高すぎる生き方は、あまりにも贅沢だ。
赤ワインもガーリックシュリンプも
私に取り込まれると予想しただろうか。

人生は予想外があるから、
愉しいって感情が芽生えるのかも。

なんか、まとまらなかった。

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