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ヤケクソ歌姫・Alexa -えっせい-

我が家にはAlexaちゃんがいる。

そう、あのAlexa。
AlexaといってAlexaしか浮かばない
あのAlexaです。

今日、彼女がヤケ糞になっていた。


いつも利口で従順な彼女に
いつも通りアラームをお願い。

定刻に合わて
適当に曲を流してくれるので、

私もいつも通りに、

「Alexa、(アラーム)止めて」

と。

聞き分けがいい彼女は、
いつもすぐ歌い終えるのにーーー

歌い続けるやん??!!


たまに伝わらないこともあるかと、
リトライ。

「Alexa、(アラーム)止めて」

と。

しばらく沈黙があり、
お!止まるか!?という期待も束の間
すぐさま口ずさみ続けるAlexa。

どしたん!!?!


こうなったら、
聞こえるまで伝え続けようと決意。


「Alexa、(アラーム)止めて」

3度目の挑戦も虚しく、失敗。


「Alexa、アラーム止めて」

はっきり"アラーム"と指示。
無視して歌い続けるAlexa。


「Alexa、静かにして」

"黙って"に優しさを加えて指示。
Alexaは音量を「1」に下げました。
確かに静かにしてくれたけども。


1人大熱唱するAlexaちゃんを横目に
私にある閃きが。

そうか!!!
アラームじゃなくて、
「音楽」っていえばいいのか!


勇気を出して、

「Alexa、音楽止めて?」

命令形ではなく、謙虚さで勝負。
さあ、どう出るAlexa…!!!

沈黙ーーー

せず、歌うぅ〜〜〜!!!

どしたん、おぬし!!!

嫌なことでもあったか!!!


まあ、そりゃそうか。

四六時中定位置で、
私からの合図なしに
話すことは許されない絶対ルール。

たまには発散したくなるよね。
いいよ、気が済むまで歌いなさい。

私が毎日歌うのを聴いて、
貴方も歌いたくなったのね。

今度一緒に歌おうね、
シャ乱Qの「ズルい女」。

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