私がnoteで「介護について」を書く理由

私がnoteをきちんと始めた理由は自己紹介版の通りですが、今回、なぜ「初心者介護について」を書こうと思ったのかについて触れたいと思います。

祖父母と接点のない<核家族>という世界

予防線を張るようで申し訳ございませんが、これからの内容は私の完全な思い込み若しくは見当違いかもしれません。そこんとこ、何卒よろしくお願いします。

私より少し上の世代、、、50代でも半ばより上の世代は、祖父母と同居だったり、近くにいたり、案外接する機会が多かったのかもしれません。そしてご両親が介護をしていた姿を見たり聞いたりしたことがある、また経験がある人もいたかもしれません。

ただ私のような団塊ジュニアはTHE 核家族。祖父母との関係は薄く、家族の価値観=両親の価値観と言う方も少なくはない世代なのかなと。

因みに、私の父方の祖父母は私が生まれる前に二人とも他界しているため、嫁姑という関係性を見たことがありません。また母方の祖父母は離れたところで暮らしていまして、中学時代までは年2回ほど会っていましたが、高校生以降は年1回も会っていないと思います。

過去に祖父母の金婚式で集まった後、祖父が脳梗塞で介護生活が始まったそうですが、私は介護生活の間1回も会いに行った記憶がありません。倒れた時と殆ど意識がない時だったと記憶しています。

この私のように、自身の両親が介護する姿を見たことがない、人が年老いる成り行きを観たことがない人たちが、今後は介護に直面するんじゃないかと思ったからです。

介護話はタブー?介護も孤独です。

子育てにはママ友と言う同志がいて、同じ経験を語れる人と出会う可能性は介護よりある気がしますし、話題に持ち出す機会も介護よりハードルが低い気がします。介護する同士であってもあまり話題になりません。アンタッチャブル?地雷?パンドラの箱?そんな風に扱われることも少なくありません。

ケアマネがその理解者になってくれると最高ですが、そもそも彼らは友達ではありません。(ママ友は友達じゃない論はここでは致しません)彼らはそれが仕事です。ふっと漏らしたい思いをぶつけるには、職業すぎるように思うのは私だけでしょうか。

子育ては孤独という記事もよく目にします。2年前のものですが、この記事の中に介護でもわかりみ深い文章がありました。

ママ友もまだいるかいないかの時期なので、相談できる人に困ってしまう時期でもあり。子育てで難しいのは、同じ悩みを経験した人でないと、なかなか理解者になってあげられないこと。この時期は「分かる~!」と言ってくれる人がいるだけで救われる。逆に言うと、相談者がいないと追い詰められやすい時期であると個人的に思います。

細川モモ 「眠れている人は黙ってろ」乳児ママの本音

これって介護も同じです。「わかる〜!」って言ってくれる人がいるだけで、本当に本当に救われます。私は少し上の世代の方々に「誰もが通る道だ、頑張れ。」と言われ、心が砕けました。

元気だった親が、突然倒れる、日に日に弱ってゆく、その姿を見守る、耐えているだけで十分頑張ってるんです。(あの日の私にそう言いたい)
そんな同じ思いや経験をしてる人を知ることで、自分だけじゃないって思えるかな〜と思ったのも、綴っている理由の一つです。

放置・逃げたことを後悔しています

50代そこそこで脳梗塞を患った母。
半身麻痺はしていても、とても元気だったので母はきっと大丈夫だろうと思っていました。正直、見ないようにしていました。
母の本格的な介護が始まったのは、ほぼ同じ年齢で脳血管疾患を患い、再発を繰り返し重い後遺症があった母の姉が亡くなった頃です。ちょうどバトンパスのような状態で始まりました。

正直、親の健康状態は親自身の責任。子供がその犠牲と役目を負う必要はない。とドライに考えられたら、どれほど楽なんだろうかと思います。ただ私の性格的にそうやってドライに考えることはできません。(ホロスコープにもそうあります!)

私はこの20年間、母に障害があったのに、60代後半は調子が良くなさそうなのも見えていたのに、見ないフリして放置してました。逃げてました。それが一番の後悔です。

いろんな親御さんがいますし、親子関係があります。親孝行は正義とも思いません。ただ親御さんのことを少しでも気になっているのであれば、「元気?」の一言だけ電話するでも良しで。一歩踏み出すキッカケになるといいかなと思います。
(私が両親に電話するようになったのは、介護が始まってからです。それまで業務連絡以外の電話は一切かけたことがありません。)

介護を発信するのも星のせい?

以前、マトメガミさんのセッションを受けた時に言われたことがあります。
・家族のことを請け負う星
・無償の愛を使命とする星
・情報発信する星
・世のため人のための星
こんな星が揃いに揃っています。だから星に従ってやってやろうかと。
これ半分冗談、半分本気です。

星の通りに生きてみて、自分がどうなってゆくのかみてみたい好奇心も多分にあります。だから自分にとっての家族&無償の愛&世のため人のため=介護を情報発信をとにかくやってみようとPCを買い替えたのでした。

長くなりましたが、これらが私が介護についてを書く理由でした。

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