断食は医療とともにがおすすめだそう。
巷では、体質改善には断食(ファスティング)が良いと言われていますよね。
内臓を休めることで得られる、夢のような効果を謳っている記事もよく見ます。
ただ断食の効果を得るには、医療の力を借りるのがイチバンです。
断食は、身体の状態で向いていない時期や体質などがあります。特に鉄欠乏性貧血の方は、断食3日目でヘ鉄の吸収を抑えるプシジジンが3倍になるとされていて、長い断食は貧血の症状が酷くなるそうです。
だからこそ、自身の現状や体質を把握する必要性に繋がるんですね。
絶食後、糖分を摂取すると血糖値が急上昇、急降下する「血糖値スパイク」と呼ばれる状態に陥ります。それを繰り返せば糖尿病に繋がります。そのため断食は回復食が重要とされています。
また、断食やファスティングをすると一時的に身体が軽く感じたり、感覚が敏感になって味覚がリセットされると言われますが、それはアドレナリンが原因です。
飢餓状態は「ヤバい」状態ですから、アドレナリンが出て「狩りモード」になっています。モンハンの「狩りに行こうぜ!」的な。
ヤバい状態で断食が続けば、身体が食べ物がないからと省エネモードになるのでアドレナリンは安定します。
ただ、ヤバい状態は身体にとってはある意味ストレス状態ですので、上手に付き合う事が大切だそうです。
更に、自分が感じる身体の感覚と身体の状態は必ずしもリンクしていなくて、自分の感覚や認知を司る脳は騙されやすいと言われます。
例えば、砂糖は麻薬と並ぶほどの中毒性があるため、「甘いものが食べたい」が身体の声か、依存なのかは判断ができないんです。
だからこそ、断食は良い効果はありますが、自分の身体の状態を把握しながら進めて行けたらいいのかなと、個人的には思っています。
在中する医師の指導を受けながら、断食をする事ができる施設もあります。サイトには医学的な管理の必要性が書かれていますから、このような施設は大事ですね。
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